ベタ基礎でもシロアリの被害にご注意を！！

2020年4月17日

くらしのマーケットをご利用の皆様、こんにちは
フューチャーフレームの広瀬です。

今年もヤマトシロアリの群飛(ぐんぴ)の時期がやってきました!!
群飛と言うのは床下に潜むシロアリが羽アリにトランスフォームして
群をなして地上に飛び出して来る事をさします。

その時期が毎年恒例行事の様に決まっていて、
4月〜5月なんです。

この時期になると
床下の普段見えない箇所に
知らない間にシロアリ被害に遭っていた事が
羽アリが地上に出て来ることによって
初めて自分の家がシロアリに喰べられていると気がつくのです。

前置きが長くなりましたが、
ブログのタイトルにある
ベタ基礎でもシロアリの被害に遭ってしまう
と言う恐ろしい現実を共有しましょう。

まずベタ基礎といのは、
床下全体をコンクリートで覆う様な施工方法です。
これは今から20年ぐらい前から普及したものです。

一方で床下が土が露出していることを
「布基礎」と言います。

布基礎とベタ基礎を比べると
現代のベタ基礎の方が湿気を遮断したり
害虫を床下の地中から侵入するのを防ぐのに
優れています。

新築の時にはこのベタ基礎のコンクリートを施工する前に
床下となる地面にシロアリ消毒として土壌処理消毒を行います。
しかし、その新築時のシロアリ薬剤も
年月が経過すると効力を失って行きます。

ですからベタ基礎だからと言って
シロアリの被害に遭わない訳ではないのです。

実際に先日ベタ基礎のお客様宅で
細かなコンクリートの隙間から
シロアリが侵入して和室をボロボロにしてしまう
被害に遭遇しました。

ベタ基礎でも定期的なシロアリ薬剤散布を怠ると
大切なマイホームがシロアリに喰われてしまい
その家の価値を下げてしまいかねません。

ですので、床下は普段目に見えないので
メンテナンスが軽視されてがちですが、
しっかりシロアリ薬剤を散布すれば
シロアリ被害から家屋を守ることができます。

ベタ基礎だからと言って気を抜かず、
是非、定期的なシロアリ予防を行ってください！

それではまた、床下ブログでお会いしましょう。

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