神戸市のクリーンハンター鳥山のブログ
2018年5月4日
2018/4/16~22の1週間で全国で13症例300人も罹患(国立感染症研究所)
2008/1/1~2012/12/31までの4年間で4081症例が報告され、死亡は134件。
決して人ごとではない人数です。
レジオネラ属菌は一般的には水中や湿った土壌中などに
アメーバ等の原虫類を宿主として存在し、
20~45℃で繁殖し、36℃前後で最もよく繁殖するため
7月の梅雨時期にかけて症例は増加の傾向が報告されています。
自然界に普通にいる菌なのですが、この菌を水蒸気の形で吸い込んだり
粉塵として吸い込むとレジオネラ症肺炎にかかりやすくなります。
町の広場の噴水、循環式浴槽、冷却塔、シャワー、加湿器、太陽熱温水器
屋上の給水タンクを通しても感染します。他にも自動車のウォシャー液に
洗剤ではなく水を入れている場合にも感染しやすくなるそうです。
特に高齢者や、乳幼児など免疫力が強くない方、弱っているときに感染すると
症状が急変することもある怖い病気です。
家庭の循環式浴槽、シャワー、加湿器でも十分に感染します。
ただ集団感染でないと報告がまとまらないので、
家庭で起こる症例は話題に上りにくいのが現状です。
この菌はアメーバ状の細菌に守られて棲息しています。
特に循環式浴槽の配管は細いため、浴槽のお湯を捨てても管の中に残りやすく
ぬめりのようなもの(アメーバ)の中に住み着きます。
こうしたぬめりのような汚れは、浴室内、歯磨きコップの中、洗濯機、にも生じます。
こまめに綺麗にしていれば大丈夫ですが、手入れを怠ると私たちの体内に容易に入り込みます。
自分の身は、自分で守るためにも暑くなるまでに
風呂釜洗浄、洗濯機洗浄、浴室清掃是非ともお勧めいたします。
店長:鳥山 修史
神戸東灘 住まいの黒カビ雑菌対策室 家も呼吸をしています。
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