神戸市のクリーンハンター鳥山のブログ
2022年12月28日
日本の洗濯機は8割が縦型でした。
これには理由があります。
日本の水道水は軟水で水そのものに洗浄力があります。
でも海外の水は硬水で汚れが落ちにくく、
ドラム式で叩いて落とさないと汚れが落ちないからです。
日本昔ばなしの桃太郎でもおばあさんは川へ洗濯へ行ったら
もみ洗いしていますよね。
でもアフリカのお母さんは、川へ洗濯へ行ったら岩に洗濯物を
たたき洗いしています。
日本の水は洗濯に適しているんですね。
洗濯のポイントは、水量です。
水量をたっぷり満たして洗浄できるのは縦型です。
でも乾燥に関しては、ドラム式が優れています。
共働きのご家庭などドラム式が便利なことは確かでです。
汚れを落としたいのか乾燥させていのかで選ぶ基準は大きく変わります。
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縦型は洗濯物が傷みやすいのは本当ですか?
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縦型洗濯機は、脱水の工程で服が絡まり洗濯物がよじれるから
服が傷みやすいと思うかもしれません。
クリーニング屋さんでは、1枚1枚すべて洗濯ネットに入れて
洗濯しています。家庭用洗濯ネットと同じものです。
ただし、ネットの使い方にコツがあります。
大きいネットに服を入れてスカスカした状態では、ネットの中で
服が擦れてしまします。
これでは意味がありません。
しわや型崩れがおきてしまいます。
それを防ぐためには、洗濯ネットに入れたなら
余っている部分は縛ってネットの中で服が動かないようにします。
反対に、小さいネットにぎゅうぎゅうに詰め込むのは逆効果です。
洗剤が衣類に浸透しにくいため汚れが落ちないばかりか、
かえってシワになります。
シャツやズボンは面倒でもきれいに畳んでから洗濯ネットに入れると
洗い上がりのしわや縮みの防止になります。
引用
日本一の洗濯屋が教える
『間違いだらけの洗濯術』洗濯ブラザースより
店長:鳥山 修史
神戸東灘 住まいの黒カビ雑菌対策室 家も呼吸をしています。
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