神戸市のクリーンハンター鳥山のブログ
2017年9月2日
貯湯タンクから給湯されるお湯。 飲めないって知っていましたか?
明確に 飲用不可と謳っている国もあります。
なぜでしょうか?
エネファームを例に見てみましょう。
図1をご覧ください。
エネファームは、都市ガスから水素を取り出し、空気中の酸素と化学反応させることで発電する燃料電池。さらに、発電する際に発生する排熱を有効利用してお湯をつくる、高効率でクリーンなマイホーム発電システムです。
(ガス会社ホームページより)
エネファームにより作られたお湯は貯湯タンクに貯められます。
給湯のお湯やシャワーのお湯はこの貯湯タンクから出ます。
では お風呂の追い焚き配管とは何でしょうか?
図2をご覧ください。
給湯のお湯とは別経路で浴槽から取り出されたお湯(黄色)
が貯湯タンクの回りをくねくねしているうちに(オレンジ色)のお湯になって
浴槽に戻ります。
どういうことでしょうか?
貯湯タンクは熱いので、タンクに配管をくねくねと巻き付かせると
中を通る水は熱くなります。熱くなったお湯が浴槽に戻るのです。
つまり追い焚き配管はどこにも接触せずに
専用配管にて温められて戻ってくるのです。
でもその配管は、通常ではお掃除できません。
当店の追い焚き配管は、圧力を加えてポンプを壊すような洗浄方法ではなく
赤ちゃんにも安心な2種類の洗剤とマイクロバブルにより配管内の汚れを掻き出します。
では本題の 貯湯タンクのお湯は飲用できない件です。
明確に飲用禁止と謳ってる国があります。
なぜなら貯湯タンクの中はブラシを入れるなど 物理的に洗えない密閉容器なのです。
いわば 電気ポットの中を洗わずに水を継ぎ足しては
沸かすことを繰り返しているようなものなのです。
貯湯タンクの洗う方法は説明書に書かれているのですが、
半年から1年に一度、タンクのお湯を勢いよく流して空にする方法しかありません。
もし一度もされたことが無ければ説明書に基づき方法をお伝えいたします。
店長:鳥山 修史
神戸東灘 住まいの黒カビ雑菌対策室 家も呼吸をしています。
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