神戸市のクリーンハンター鳥山のブログ
2019年6月20日
本日クマゼミの初鳴きを聞きました。
あのセミの大合唱を聞くと暑い夏が始まるのだなと実感します。
急に暑くなりますと、皆さんエアコンをつけ始め
出てきたカビ臭い匂いにエアコンクリーニングを
急いで探し始められます。
でも暑くなってからエアコンクリーニングを申し込むのは
非常に『もったいない』って知っていましたか?
エアコン洗浄は、エアコン室内機を高圧水で洗い流します。
でも冷房の使用で洗い流した機械はすぐに湿度90パーセント以上。
空気中のホコリを餌にして瞬く間にカビは戻ってきます。
洗い流しても、カビを呼び戻して越冬させてしまうのです。
ですからエアコン洗浄のベストシーズンは
冷房使用後の9〜11月です。
使い終わった後に、お手入れが一番賢いお手入れ法。
今予約を入れようとしても、どこも予約いっぱい。
当店も1ヶ月お待たせしています。
でも9〜11月なら、予約も取りやすく、お値段もお手頃
まさにベストシーズンです。
しかもカビは、秋こそカビが大繁殖する季節。
カビは、気温が20~30℃、
湿度70%以上の条件で繁殖し多くの胞子をつくります。
カビも猛暑の中ではお休み中。
秋こそカビの繁殖条件にぴったりなのです。
ワンちゃんのためにエアコンをつけっぱなしという方は少なくありません。
ペットの毛が舞うお部屋は特に要注意。
エアコンはいつも以上に汚れています。
もし秋にお掃除をしないまま冬の暖房でエアコンをつけるとすれば
繁殖したカビを撒き散らすことになりかねません。
浜田信夫先生(大阪市立自然史博物館 外来研究員)によると
エアコンに発生するカビについてこう言われています。
「カビの中でも人に害がある“アスペルギルス”は好温性。
このカビは気管支を破壊する性質があり、
喘息・感染症・肺炎を引き起こす“アスペルギルス症”に注意が必要です」とのこと。
私の経験上 喘息で咳が出やすい季節は梅雨の時期と秋雨の時期。
なかなか咳が止まらないとお悩みのあなた。
医療機関を受診されるのと同時に
エアコンについた汚れをチェックしてみるのはいかがでしょうか?
お金より大切なあなたの時間。
プロに自分ではできないお掃除を頼んでみるなら
時短になると思いませんか?
エアコンスプレーはプロからしますと
全く効果がないばかりか、マイナスの影響の方が大きいですので
使用はどうぞお控えください。
お掃除ロボット裏側はカビの繁殖場所。
通気性が悪くなり、カビ誘発装置と言えます。
お掃除ロボット搭載でお手入れ不要は、詐欺コピーに近いです。
ダイキンお掃除ロボットを外した直後の写真
お掃除フィルターに隙間があるためフィルターの
ホコリも除去できないばかりか、フィルターの下側は
積もったホコリでアルミフィンの隙間を塞いでいます。
日立お掃除エアコンのドレインパンを外したらカビだらけ
ドレインパンを外せない業者がほとんどですが、
外さなければ臭いの元は取れません。
またエアコンには裏ドレインパンもあるため、表裏両方の
ドレインパンを洗い流さなければなりません。
店長:鳥山 修史
神戸東灘 住まいの黒カビ雑菌対策室 家も呼吸をしています。
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