神戸市のクリーンハンター鳥山のブログ
2018年6月17日
2018/6/6
シャープお掃除機能付きエアコン洗浄にお伺いいたしました。
電気屋さんで『10年何もしなくてもエアコンが全てお掃除してくれます』。
などと吹聴されて、皆さんお掃除機能付きエアコンを買われます。
お掃除機能付きとネーミングされているため、
カビも汚れも全部とってくれると
思い込んで購入されます。
でもお掃除するのは、フィルターだけなんです。
というのは今では常識です。
しかし、今回お掃除したエアコンは、フィルターさえも綺麗にできません。
フィルター桟の下に埃が積もっているのが見えると思います。
フィルターを動かして埃を回収するタイプのお掃除機能ロボットは
埃を全く回収できていない事が、多いです。
お掃除ロボットを外した写真です。
埃が消しゴムのカスのように溜まっています。
これでは、フィルターお掃除の仕事すらしていません。
なぜ?
このような状態になっているか
このエアコンの埃は、左側にあるファンで埃を吸い取り
屋外に自動で排出するタイプです。
この手のエアコンの自動排出機能ですが、
埃が細い管で目詰まりして
全く排出できていません。
ふいご状のファンを分解して掃除いたしましたが、埃だらけで
全く機能を果たしていません。回転するモーターに埃が絡まり
発火する可能性もあり得ます。
もしこの状態が続くなら、ドレインパンに埃が溜まり排水が行われず
水漏れする事間違いなしでしょう。
このような現象は、シャープ、ダイキンのエアコンで顕著です。
フィルターお掃除の仕事すらできないロボット。
しかもこのロボットを搭載していることにより、
通気性が悪くなり、却ってカビが繁殖しやすくなっています。
エアコンは、必需品として みなさんは購入されます。
必需品を販売するのは、メーカーにとって儲けになりません。
付加価値をつけて、消費者の購買欲 を満たさなければ儲かりません。
wants 欲しいものは、高く売れますが
needs 必要なものは、高く売れないのです。
人はneedsではなく、強い欲求でものを買います。
消費者に、時間を節約したい、楽をしたい、高級感のある商品が欲しいという
メリットを強調し、欲しいと思わせて販売するのです。
でも結果的には、このお掃除ロボットは日頃のお手入れが複雑で、
お金もかかり、デメリットの方が大きいと私は思います。
メーカーの販売戦略は本当に上手ですね。
店長:鳥山 修史
神戸東灘 住まいの黒カビ雑菌対策室 家も呼吸をしています。
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