神戸市のクリーンハンター鳥山のブログ
2017年8月23日
2017/8/21 尼崎市にお住いのお客様よりエアコン洗浄をご依頼いただきました。
ナショナル CS22RFX 3台です。お掃除機能付きエアコン初期型のものです。
3台もお掃除機能の分解、組み立てですと手順は同じであっても時間がかかってしまいます。
こちらのお宅のエアコンも購入後初めてのエアコン洗浄で
お客様はお掃除機能が付いているからお手入れしなくてよい。
と思われていましたので、10年以上何もお手入れもされていませんでした。
でもこちらの写真にあるように吹き出し口の部品の裏は、カビ、真菌、水あかがヘドロ状に溜まりやすくなっています。
詳しいサービス内容欄にも書かせていただいていますがエアコン内部に発生する菌は実に様々です。そして毒性のあるものも多く存在します。
◆一般生菌
酵母菌類・・・・・・・腐敗による中毒症状
フラボバクテリウム菌・新生児の髄膜炎・敗血症の原因
バチルス属・・・・・・セレウス菌は毒素型食中毒菌
サプチルスは熱抵抗菌
◆真菌
オーレオバシディウム属・皮膚病の原因
フォーマ属・・・・・喘息やアレルギー性肺炎の原因
クラドスポリウム・・・アレルゲンとなる
これらの菌を、家族は吸い続ける訳です。
寝室にあるエアコンであれば、寝苦しい夜一晩中つけておられる方も少なくありません。
でもその涼しい空気には、カビの胞子や雑菌も一緒になって肺の中に入り込むのです。
肺の中にカビの胞子や、菌糸が入り込むと どうなってしまうでしょうか?
肺の中にカビや菌が増殖していくのです。
赤ちゃんの寝ている部屋であれば心配でたまりません。
これまでにエアコン洗浄をたくさんさせていただきましたが、
実はノーマルエアコンより お掃除機能付きエアコンの方がカビの付着率は高いのです。
各メーカーは空気清浄を付けています。プラズマしています。と宣伝しています。
でも分解してみると全く機能していないどころか、余計な部品(お掃除ロボット)
が付いているために通気性が悪く表には見えない裏側に大量発生しているのです。
私たちは、視覚、聴覚、味覚、臭覚、触覚 の5覚で感じて初めて危険を認識します。
でも自分の目で見えていないと危険を認識しません。
臭覚も臭いと感じないと危険を認識しません。
しかも恐ろしいことに危険認識は慣れてしまうと、危険と思わなくなってしまうのです。
現代社会の問題点は、見えないところにこそ真実が隠されています。
私たちの目は、ベールをかけられているかもしれないのです。
このような家族の健康に直結するお手入れは、まだ大丈夫ではなく。
本当に大丈夫かしら?と調べるところから始めてみてください。
『無知は罪』とも言われているのですから
★★★★★お客様からのメッセージ
12年使ったエアコンを初めて洗浄をお願いしました。 お掃除機能付きで分解するのに時間がかかりましたが、丁寧に作業をされていました。 洗浄後、風量もわかるほど上がりましたし、いつもの温度設定では冷えを感じるため、設定温度も上げました。 お願いしてみてよかったです。 またお願いしたいと思います。 ありがとうございました。
店長:鳥山 修史
神戸東灘 住まいの黒カビ雑菌対策室 家も呼吸をしています。
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