神戸市のクリーンハンター鳥山のブログ
2017年8月3日
2017/8/1 大阪府箕面市にお住いのお客様よりエアコン洗浄をご依頼いただき、行ってまいりました。東芝エアコンはシェアが少ないのか作業することがあまりありません。
初挑戦機種でした。
お掃除機能ロボットにプラズマ空清が付いており、分解が少々厄介です。
何とか分解を終え、アルミフィンまでたどり着きました。
東芝は、プラズマ空清がウリです。
メカニズムは
『プラズマ放電で汚れを帯電させ、熱交換器に吸着させます。
熱交換器に付着した汚れは自動で屋外へ排出されるから、手間いらず。
フィルターの買い替えコストも、掃除の手間もかかりません。』東芝ホームページより
熱交換器のアルミフィンの水に汚れを吸着させるそうです。
アルミフィンには、特殊コーティングがしてあるので汚れは付きにくいそうです。
では、汚れた水を受けるお皿部分は、洗わなくてもよいのでしょうか?
たしかにホームページの説明には無理があると感じました。
結露水には汚れを流し去るほど水に勢いがあるとも思えません。
例えばあなたがガーデニングの休憩時間に
泥だらけの手でガラスコップに入った水を飲みました。
ガラスコップの表面に泥がいっぱいついてしまいました。
この泥を落とすにはどうすれば良いでしょうか?
勢いのある水で、洗い流す必要があります。
でもメーカーの説明では、コップに氷水を入れれば
結露した水がたくさん付くからその水の滴で綺麗になる。というのです。
あなたは、どのようにきれいになると想像しますか?
そう。ご想像通り、まだら状にきれいになるだけです。
しかも宣伝文句には10年間お掃除不要と謳っているのです。
そして現状は、熱交換器のアルミフィンには黒いカビが付着し、
スクロールファンやスウィングルーバーもカビだらけです。
さらにこのルーバーはなかなか外せません。
お客様が外して洗おうにも取り外し方はどこにも書かれていません。
ネット上で調べてみると連結固定具という貝に似た部品があり
写真の赤い部分を開くと、ようやくルーバーを外せました。
皆さん。お掃除10年不要と書かれている宣伝文句に釣られて高いエアコンを買われます。
でもメカは 複雑になればなるほど お手入れする場所が増えるのです。
買うときは、いろいろ機能が付いている方がお得だと思うかもしれません。
でも機能を使いこなすことは出来ず、お手入れもできずに放置されているのが実情です。
皆さん。電化製品はシンプルが一番です。
店長:鳥山 修史
神戸東灘 住まいの黒カビ雑菌対策室 家も呼吸をしています。
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