東大和市の株式会社良誠テクノのブログ
2025年1月6日
半年以上使用していないエアコンを取り外すと、ホースの中から水が出てくることがあります。
これは、よくあるケースです。半年前まで冷房を使用していたときの水がホース内に残っているためです。
【排水ホースの問題】
・エアコン設置時に排水ホースに勾配がついていない、またはたるみがあると、水が留まりやすくなります。
・蒸発せずに残った水は腐敗し、スライム状になり、水漏れやカビの原因となります。
【定期的な使用の影響】
・再び冷房を使うと、新たな水が押し出されて残っていた水が徐々に排出されます。
・内部には古い水が停滞し、不衛生な状態が続くことが多いです。
【問題点】
排水ホースがゼロ勾配や逆勾配になると、水が留まりやすくなります。
室内機から水が漏れるまでには数年かかることもあり、気づかれにくい問題です。
★弊社の考え方★
エアコン工事においては、排水効率が重要です。理想的な設置は、冷房を止めた際に室内機やホース内の水が全て外に排出されることです。
★対策★
一般的なマンションのエアコン用の貫通穴は30㎝から40㎝ほどの長さがあり、外に向かって勾配がついていないことが多いです。
排水ホースを通すとき、室内側で最も高い位置から挿入し、室外側で最も低い位置から出すことで10%以上の勾配を確保します。
戸建て住宅においても穴は外に向かって勾配をつけて空け、ホース内に水が溜まらない工夫をします。
★施工業者の役割★
設置経験が豊富で、施工に余裕がある業者でなければ、ここまでの対策を取ることは難しいです。症状として表れない為、設置業者も穴の中までは注意を払わないことがよくあります。
ただ設置するだけでなく、悪条件であってもなるべくベストな状態で設置することを目指しています。
店長:奈良卓磨
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