東大和市の株式会社良誠テクノのブログ
2025年1月12日
隠蔽配管の工賃とは実は曖昧な部分があります。
一般の方からすると、材料費がそれほどかからないのになぜ追加料金として設定されているのか、と疑問を抱かれることもよくあります。
隠蔽配管という工賃が設定されているのには、理由は所要時間、リスク、経験が必要、ということに集約されるかと思います。
機種によってはエアコンをバラさないと設置できないケースもあるので、標準の入れ替え工事が1.5時間程度の作業員がおおよそ2時間かかるようなイメージです。
配管を自由に動かせない、電線の長さが決まってしまっていて融通がきかない、と色々な制限から作業に時間がかかってしまいます。
また、配管や排水の埋設方法は建物や施工会社、時代によって様々で、既存のエアコンを外してみないとどこようになっているか不明な点も難易度のひとつです。
何回か入れ替えをされた隠蔽配管は、前回に付けた人の後始末をしなくてはいけないケースもあります。
強引な設置の仕方をしていたり、配管が潰れかかっていたりとエアコンを外して発覚することばかりです。
エアコンを外した後に「やっぱりできません」というのはあってはならないので、あらゆるバリエーションに対応するには経験と技術が必要になります。
それなりに利益率の高い工事にも関わらず、隠蔽配管工事自体を断る業者がいるくらいですから、それだけリスクがあり、経験が必要だということはお分かり頂けると思います。
隠蔽配管工事対応可能としている業者はそういったリスクと向き合い、経験を積んだからこそ、自信を持って引き受けているのであって、儲かるからとりあえず引き受けよう、という事ではないと思います。
隠蔽配管の工事で共に発生する料金にユニオン(配管接続部材)というものがあります。
室内機の補助配管というものはメーカーや機種の年式によって長さが違います。
パナソニックが最も長く、ダイキンが最も短いです。
そのため、パナソニックからダイキンに入れ替える場合などは既存の埋設配管が本体に合わせて短く切られているので、ダイキンに合わせるためにはユニオンを使用して伸ばす必要があります。
店長:奈良卓磨
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