東大和市の株式会社良誠テクノのブログ
2025年1月6日
室内配管カバーは費用が高いですが、設置することで見た目がすっきりします。エアコンの配管がむき出しだと部屋の雰囲気が損なわれますが、カバーを取り付けることでインテリアとしても美しく整います。
★施工のポイントと問題点
既製品の組み合わせなので通常、誰が施工しても仕上がりに大差はありません。しかし、隠れる部分が多いため、施工者の技量も隠されてしまいます。
★排水の勾配問題
室内配管カバーは壁や梁の下面に沿わせて取り付けるため、排水の勾配をつけにくくなります。特にマンションの低層階では、梁が厚くなることでホースの横引き距離が長くなり、ホースがたるみ排水トラップができてしまうことがあります。
★弊社の工夫
排水ルートの確保:カバー内で高低差をつけて水が溜まらない工夫をしています。ポコポコ音を防ぐエアカットバルブも対処療法に過ぎず、ホース内に水を溜めない施工が最も理想的です。
★パテ埋めと結露の問題
パテ埋めの重要性:カバーをつけると穴埋めのパテが見えなくなる利点がありますが、パテ埋めが不十分だと気圧差で外気を吸い込み、冷暖房効率を下げたり結露を発生させたりします。
見えない部分の機能美
施工の質:エアコンの交換時に既設の室内カバーを外すとカバーの裏側に水やカビが発生していることがよくあります。症状として表れることはあまりないので気付かれにくいですが、エアコンにとっても室内環境にとってもマイナス要素です。
これらの本来注意するべき点は、メーカーの施工説明書には詳しく書かれておらず、症状が出にくいためクレームにもなりにくいないためあまり問題視されていません。
『機能美』を重視:弊社では見えない部分にも機能美を重視し、見た目を損なわず機能も確保する施工を心がけています。
店長:奈良卓磨
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