藤沢市のプライベート・シャドーのブログ
2025年3月12日
盗聴・盗撮発見業者は数多くありますが、何が違うの?と業者選びに迷われる方も多いと思います。
盗聴器や盗撮機は、全て電波で飛ばして犯人に送達する仕組みとなり、その発信されている目に見えない電波をキャッチして盗聴波かを確認するのが発見調査となります。
従いまして、経験値では「恐らくここに仕掛けてるな」と目で確認するのが限界。最終的には機材により電波を探知する。そしてその電波が盗聴や盗撮の電波か?を見極めます。
このことから、基本的に探知機材にて電波をキャッチ出来なければ、見つからないということになってしまいます。
一昔前(2000年前後)までは、アナログ波の盗聴器が主流となり無線愛好家であれば、ワイドバンドレシーバーというもので安易に見つけることが出来ていました。その際に人気となって最高峰と言われていたのが、AORから発売されていた「AR8000」という広域受信機。
この受信機も当時530kHz~1900MHzをカバーし最高峰ではあったものの「盗撮」が主流となった2000年以降では、電波にGHz帯が使用され過去のものとなってしまいました。
これにより古くから仕掛けられていた「盗聴器」では現在でも有効ではあるが「盗撮」には別途GHz帯をサーチ出来る機材が必要になり、530kHz~1900MHzのワイドバンドレシーバーでは探知不可。しかしながら現在ではGHz帯も含め、これらのアナログ盗聴・盗撮機が使用されることは殆どなく、Amazonなどでご覧頂くとわかる通り、隠しカメラなどの殆どがWi-FiやBluetoothなどの電波方式による送信となっている。
このWi-FiやBluetoothは、当然アナログ受信機(MHz~GHzのもの)では発見は出来ず、また別途デジタル波探知機が必要となる。
これらのことより各電波帯の探知機さえあれば、素人の方でも「盗聴器や盗撮機がある」ということが確認出来ることから、盗聴や盗撮の発見作業は「誰が行うか?ではなく、どの機材を用いたか」が最も重要となってます。
店長:坂井 利行
World Association of Detectives(W.A.D:世界探偵協会)加盟のプライベート・シャドー
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