藤沢市のプライベート・シャドーのブログ
2023年9月4日
昨今で多く利用されているGPSなどの位置情報端末について、
GPSは衛星から発せられる電波を受信し経度などから自身(端末)の位置を測定する機器となり、本来は受信のみで端末から一切電波は発せられることはないものとなります。
これはカーナビなどをイメージして頂ければ、わかりやすいかもしれません。
では、どの様にしてGPS端末を確認・発見出来るのか?
無断で取り付けられたGPS端末は、当然受信だけでは用をなさないので監視する者の端末へ現在地を送信します。
この送信のタイミングは1分や3分など任意で設定され、送信に利用する電波は3Gや4Gなどの携帯電話の回線を利用しサーバーへ送られます。
よって、任意のタイミング送信される3Gなどの電波をキャッチする探知機が必須となり盗聴・盗撮発見で使用する電波探知機とは全く異なるものとなります。
しかしながら、任意のタイミングにより、いつ電波が発せられるか不明なため、目視での確認やGPS端末の取り付けに多く用いられる磁石の磁気探知による発見作業も必須となってしまいます。
また、最近ニュースでも良く取り上げられるAirTagやMAMORIO、Tileなど、様々なメーカーから発売されている、忘れ物や紛失などの発見を利用目的としたスマートタグを使用した他者の位置情報取得。
これらスマートタグでは、通行人などのスマートフォンと交信し、通行人のスマートフォンより位置情報を取得後サーバーへとアップロードされる。もしくはペアリングされたスマートタグの所有者が近くにいる場合は、タグの所有者へダイレクトに距離を通達する。
この交信に利用される電波はBluetoothとなり、比較的短い間欠通信で発せられているためBluetoothを確認出来る探知機により確認が可能。ただしBluetoothは近距離無線通信のため、発せられる電波は非常に微弱となりスマートタグと接近しない限り確認出来ない可能性は大きい。
もちろんこれらは、デジタル波のため通常の盗聴・盗撮発見器では受信不可能な電波となります。
当事務所では、これらのデジタル波オプション使用機材受信範囲は
CDMA/LTE800 824-849MHz
GSM 880-920MHz
GSM (DCS) 1710-1790MHz
WCDMA/3G/GSM (PCS)/DECT 1920-2000MHz
Bluetooth/Wi-Fi 2400-2480MHz
WiMax/Wi-Fi High/LTE(4G) 2500-7000MHz
まで対応しております。
店長:坂井 利行
World Association of Detectives(W.A.D:世界探偵協会)加盟のプライベート・シャドー
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