上尾市の出張撮影カメラマンあおやぎのブログ
2023年9月4日
今井さんは、本格歴史犬小説『こんぴら狗』の著者でもあります。「こんぴら狗」というのは、江戸時代、主人の代わりにこんぴら参りをしたという犬のことで、実在しました。今回も犬好き、狼好きの今井さんの思いが込められた作品になっています。
今、狼信仰のルーツをあれこれ妄想して楽しんでいる最中なので、この『縄文の狼』も時代的にぴったりで、興味を持って読みました。縄文時代の早期はこんな感じだったんだろうなと思いました。具体的な人物が喜怒哀楽を感じながら日常生活を送る姿はとてもリアルです。作者の想像の世界ですが、共感できる世界でした。資料や文献とは違う、作者の直感力と想像力のすばらしさです。
一応、児童書に分類されているようですが、大人も楽しめる作品だと思います。
店長:青柳健二
プロのカメラマンとして撮影歴は30年。愛犬と暮らすカメラマンが、一眼レフカメラと犬笛を持ってお伺いします。
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