上尾市の出張撮影カメラマンあおやぎのブログ
2020年5月8日
5月6日までだった緊急事態宣言は延長されました。
いったいいつまで続くのでしょうか。当然ながら宣言が解除されないと、撮影の依頼はほとんどないという深刻な状況です。病気では死ななくても、経済的に殺されてしまいます。一刻も早い宣言解除を望みます。
ところで、活動自粛の効果がそれほど現れているようにもみえませんが、当初恐れられていたニューヨークのような感染爆発は今のところ起きていず、新規感染者も横ばいだし、緊急事態宣言の延長もやむなしと思う一方、ロックダウンもなしでここまで感染拡大を抑え込んだ日本は、外国から「どうして?」と不思議がられるほど、成功しているともいえるかもしれません。
欧米からは、さんざん日本の対応は甘いと批判されていましたが、「おまえが言うか?」という感じですね。やっぱりこの期に及んでも、「欧米は一番」なのでしょう。あとで触れますが、もしかしたら、この欧米のメンタリティ自体が、今回のウイルスには「マイナス」に作用しているのかもしれません。
日本での感染拡大が抑えられた理由は、いろいろ説が出されていますが、俺は、やっぱり生活習慣とメンタリティではないかなと思っています。
まず物理的に、他人との接触、たとえば、あいさつはお辞儀で、握手やキスはむやみにしない、家に入るときは靴を脱ぐ、すぐマスクを使用する、手洗いうがいはたくさんする、といったところでしょうか。
それとこれはメンタリティなんですが、とにかく、今回のウイルスのやっかいなところは、症状がない人がうつす、潜伏期間が長い、致死率がそれほど高くない、という性質です。
これによって、周りの人すべてが感染者じゃないか、あるいは、自分も感染しているのじゃないか、と疑心暗鬼になり、ボディブローのように徐々に俺たちの心にストレスを与え続けます。身体的には弱いウイルスですが、精神的なダメージを与えるウイルスです。
日本人(アジア人)は、どちらかというと村社会で、他人に迷惑をかけてはいかん、といったメンタリティが強く、だから今回のウイルスの性質では、「自分が罹らないようにする」ということ以上に、「他人にうつさない」ということが大切で、結果、日本人のメンタリティが功を奏したのではないかと考えています。
もちろん、BCG説などもあるので、本当はどうなのかはわかりませんよ。
そして、もともと遺伝子的なものが関係しているのではとか、12月にはすでにフランスでかなり感染が拡大していたのではないかということが言われてもいて、日本でも12月には、初期の弱い新型コロナが流行って、あるていどの抗体を持った人がいて、欧米から入って来たウイルスの感染拡大を防いだといった説もあります。
とにかく、第一波はなんとかしのぐことができそうです。
でも、これからも大変なことには変わりありません。気になる情報として、「中国、退院患者の5~15%再陽性」ということです。つまり、1回罹ってもそれで終わりではなく、また感染する可能性があるということで、これが本当だとすると、ワクチンが開発されない限り、コロナ禍は続いていくということになってしまうかもしれません。
店長:青柳健二
プロのカメラマンとして撮影歴は30年。愛犬と暮らすカメラマンが、一眼レフカメラと犬笛を持ってお伺いします。
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