戸田市の株式会社ストック建築事務所のブログ
2024年2月12日
こんにちは、建築士の牛山です。
当社が2021年6月に出店をし、8月に最初の診断をお受けしてから約2年半が経過しました。
まだ2年半だということが自分でも意外に思いますが、毎日たくさんの問い合わせとお申込みを頂いており、感謝に堪えません。
今日はくらしのマーケットでの診断件数1000件を記念して、これまでを振り返ってみます。
■診断の件数
2年半の期間で、1000件を超える診断をお受けしました。
単純計算で、2年半(30か月)で1000件の診断を行ったということは、平均33.3件/月の診断を行ったことになります。
私は普段、一日1~2件の診断をお受けしていて、1件当たりの診断時間をしっかり確保するために、原則2件までとしています。週に5日診断をしていて、8~9件/週となるわけです。
■診断させていただいた建物の種類
建物の種類の内訳は感覚値になってしまいますが、
1000件のうち、新築内覧会650件、中古住宅200件、自宅や実家100件、工事中の建物やアパートなど特殊な案件50件といったところでしょうか。
こうしてみると、新築内覧での診断が多くなっています。
この理由として、そもそもそのような需要が多いということの他に、スケジュール的な理由があると思います。
大変ありがたいことに多くのご予約を頂くため、約3週間先まで予約が埋まっていることが多い状態が続いています。
新築内覧会であれば、予定を決めるのは3週間前でも良い方が多いのですが、中古住宅は「来週までに診て欲しい」とか、「今週末に!」という方が多いです。
これは、不動産市場が早いもの勝ちであるためで、人気の物件となるとインスペクションを3週間先や1か月先に設定することができないのです。
その結果として、中古住宅の購入前の診断は、当社ではタイミングが合わずお受けできないことが増えます。
個人的には、私自身がリフォーム系の出身のため、古い建物を活用することや、そのためにお役に立てる事には積極的に行いたいのですが、比較的少なくなっているのが実態です。
■普段意識していること
診断をさせていただく際に意識していることをいくつかご紹介します。
・遅刻しない
これは当然のことではありますが、遅刻をしないように意識をしています。遅刻をしてしまうと、「これから診断をしてもらうこの人は本当に大丈夫?」と思うでしょう。
技術者としてしっかりする以前に、人としてしっかりしようと思っています。
しかし、元来時間に正確なタイプではなく、うっかりご迷惑をおかけしてしまうこともあります。
また、交通状況などにより遅刻をしたことも何度かあります。
その際は、少しでも遅れる場合は事前にご連絡することを徹底しています。
・客観性をもつ
指摘事項は、極力、公的な機関から出ているデータや見解をベースにするようにしています。
自分の経験だけでの判断は客観性が乏しく、その結果信用度が減ると思うためです。
建築に関しては国交省から各種データが出ていますし、関係する法令や条例も時には確認します。
また、建材メーカーが推奨している施工方法や、施工会社の施工ルールなども、極力把握できるように努めています。
・不安を減らしたい
客観性をもつということの一方で、あまりに教科書のように画一的にならず、お客様がどのような点で不安を覚えているか、個別に把握することを心がけています。
診断の前日までになるべく電話で会話をしてから当日を迎えられるようにしています。(お電話に出られない場合などは、メッセージで確認をします)
・報告書を早く提出する
報告書は、原則として3日後をリミットに、なるべく早く提出するように心がけています。
診断の後は、建物の購入手続きを進めるか検討したり、建物の補修や是正を進めたりする必要があります。
報告書が遅くなると、多くの関係者の予定にも関わるので、少しでも早く提出するように心がけています。スタッフに作業を割り振って、月に33件の報告書を、安定して提出できる体制にしています。
今日のところは以上です。
また定期的に自身の仕事を振り返って、あるべき姿を追い求めていきたいと思います。
これからもよろしくお願いします!
店長:牛山 友広
くらしのマーケットアワード2022 金賞 (リフォーム部門) 住宅に精通した一級建築士が丁寧に診断・報告します
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