東海市のミズタスのブログ
2024年5月24日
今回のお客様は、キッチンの水栓交換とのことでした。
水栓自体はお客様でご用意とのことだったので施工のみ訪問させていただきました。
中を確認したのですが、キッチン下の
止水栓を止めても
水がなかなか止まらない様子・・・
この時点で少し嫌な予感はしていました。
止水栓を締めると締めた根本からポタポタと水漏れが・・・
一応お客様に確認したところ、ここ数十年止水栓を変えてないとのこと、
水漏れしている状態では水栓の交換が出来ないため、先にお断りを入れてから一次止水栓を締めてみることに
それでも水は止まらない。
その時思いました。
あ、これあかんやつや、と
おそらく症状としては一次止水栓も壊れている状態で、
キッチン下の止水栓もおそらく中の部品が壊れている状態でまともに施工ができない。
こうなっては仕方がないので、
お客様に説明して、少なくとも中の部品は応急的に変えないといけないこと、水栓の施工を行うなら止水した状態で行わないといけないため、水が吹き出す中で部品を変えてすぐに止水しなければならない旨を説明。
お客様も現状を見てご納得されたので、作業を開始。
まずは吹き出しても水浸しにならないように、キッチン一面にブルーシートを敷き詰め、吹出口周りにはタオルなどで最大限カバー。
あとは覚悟を決めて止水栓の上部を開放。
途端に吹き出す水。水浸しになるブルーシートと私。
すぐさま部品を入れ替えて止水栓上部に取り付けレンチで増し締め。
すぐに閉めきれたおかげで、床への水のダメージはゼロですみましたが、
部品を見るとやはり中の部品が折れていて止水できない状況になっていました。
お話を伺うと一度リフォームをしたが止水栓は変えてないとのこと。
とりあえず、あとはいつも通り止水栓を締めて水栓の交換作業を完了。
お客様もホッとされているご様子でした。
一次止水栓に関しては水道局に電話をして確認して下さいとの旨の説明を行い、
施工を完了し、服とブルーシートだけ外で水を絞らせていただきました。
水栓を変えられる際は、出来るなら止水栓の上部だけでも変えておいたほうがいい事例でした。
皆様も水栓を変える際は、止水栓の上部だけでも変えられることをお勧めします。
中の部品も消耗品なので年数を重ねるごとに、硬化、摩耗、折れるリスクが高くなります。
水漏れしてからだと遅いので、出来るなら10年を過ぎてきた、または水栓の交換ごとに、上部もしくは止水栓自体の交換を検討しましょう。
店長:伊藤優志
【即日返信】【認定水道技士有資格】誠実・丁寧・安心】のミズタス!水回りトラブル解決お任せ下さい!
<中部>
愛知県