稲沢市のコモンズガーデンのブログ
2025年7月15日
庭木の剪定をご依頼頂きました。
こちらがアフター。
こちらがビフォー。(ゲッケイジュは割愛)
シマトネリコはともかく、ヤマボウシはあんまり変わってないじゃないか、と思われますか?
その通りです。
よく見ると最低限の透かしをしてありますが、
輪郭は整える程度で、上部に関しては立ち枝もほどほどに残してあります。
以前は一般的な、大きさを維持しつつ枝をとにかく横に伸ばす剪定がされていたようですが、
それではヤマボウシらしい樹形を失ってしまいますし、
あちこちから徒長枝が出で毎年雰囲気が乱れます。
そうならないように念を込めて、
どうぞ落ち着いてね、と伝えながら優しく丁寧に剪定させて頂きました。
上手くいけばこのまま穏やかに成長してくれて、
翌年は剪定無しでも良いくらいの雰囲気になるはず。
もちろん、大きさを維持したいなら剪定は必須ですが。
もう少し大きくして茂らせて、木陰を広くしてしまうのもありかと思いました。
隣地へのせり出しも心配ない位置に植っておりますし、
お客様もレンガの目地に生える草の処理に追われてみえましたので。
木陰になればだいぶ草は大人しくなりますからね。
大切にされている庭木とお庭とのことでしたので、
大きめの切り口には天然派の木の傷薬「キニヌール」を塗布。
仕上げに活力液「HB101」も散布させて頂きました。
剪定自体も切り方がお任せで、
かなり時間的にも余裕を持って作業させて頂けたので、トータルとしてとても幸せでした。
応援の現場では、追い立てられるようにギリギリの時間で目一杯の剪定をすることが多いですので…
木を労る余裕がなくて。そういうので消耗していたことに気付ける、贅沢な時間でした。
ちなみにゲッケイジュは裏手にあってとにかく小さくスッキリと、がご注文でしたので、
修行時代を思い出して超スッキリ透かし剪定にしました。
こちらはすぐに徒長枝を出して元に戻ることでしょう。
木には悪いですけど、伐採にならなかっただけましだと思ってもらいたいところ。
ありがとうございました✨
店長:永田祐司
京大院卒の庭師!剪定もリフォームもお任せ下さい!
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