川崎市多摩区のKei クリーニングのブログ
2025年6月26日
エアコンのお掃除機能はお掃除しなくてもよい?
見落とされがちな“内部の汚れ”に要注意
「お掃除機能付きエアコンだから掃除は不要」
そう思っていませんか?
最近のエアコンには「自動お掃除機能」が搭載されているものが多く、「お掃除しなくても大丈夫」と思われがちです。しかし、これは大きな誤解です。
お掃除機能が掃除してくれるのは“ここだけ”
まず結論から言うと、~お掃除機能が対応しているのは「フィルターのホコリ取り」だけ~です。内部の熱交換器(アルミフィン)や送風ファン、ドレンパンなど、エアコン内部で最も汚れやすい部分は、ほとんど掃除されていません。
お掃除機能の仕組みとは?
お掃除機能付きエアコンは、フィルターに付着したホコリを自動でかき取るブラシが付いていて、そのホコリをダストボックスに集めたり、外に排出したりする仕組みです。
確かに手動でフィルターを外して掃除する手間は省けます。しかし、カビや油汚れ、花粉、PM2.5などの微細な汚れが集まるのは、むしろエアコンの奥の部分です。
「実際に汚れている“見えない場所」とは?
以下のような部位は、自動お掃除機能では全く対応できません:
・熱交換器(アルミフィン):結露による湿気とホコリが混ざってカビや汚れが発生しやすい
・送風ファン(クロスフローファン):回転する部分にカビやホコリがびっしりつくと風に乗って部屋中にカビをばらまく原因に
・ドレンパン:排水の通り道にスライム状の汚れやカビが発生しやすく、水漏れの原因にも
これらの部分はプロによる分解クリーニングでしか対応できない**ため、たとえ最新の“お掃除ロボット付き”エアコンでも、定期的なクリーニングは必要不可欠です。
▲お掃除機能付きエアコンこそ“汚れがたまりやすい”?
実は、お掃除機能付きのエアコンは「構造が複雑な分、汚れがたまりやすい傾向にあります」
特に、ホコリをかき取るブラシ部分やダストボックス自体も清掃が必要で、放置すると逆にカビの温床になることもあります。
また、フィルター掃除はできても、空気の通り道であるファンやフィンが詰まってしまうと、冷暖房の効率が悪くなり、電気代が高くなる原因にもなります。
まとめ:お掃除機能は「補助」、本格清掃は「プロの仕事」
お掃除機能付きエアコンは、あくまで日常のホコリ対策の「補助機能」です。本当の意味での清潔・快適を保つには、1~2年に一度のプロによる内部クリーニングがおすすめです!
「最近ニオイが気になる」「風量が落ちた気がする」「エアコンの効きが悪い」そんな時は、内部の汚れが原因かもしれません。
店長:金田秀一
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