函館市のひまわり洗浄のブログ
2023年6月5日
こちらは約2ヶ月ほど前に旦那様がDIYで分解洗浄に挑戦されたようです。
奥様の話によりますと、それから洗濯機が脱水の度に暴れ出し、いつ壊れるのか?ってくらい激しい音がする指定たようです。
そういう事で、行者に頼んで綺麗に洗浄して正しく組み立ててもらったら元通りになるかも?
という期待を込めての依頼でした。
何処か壊れていないか?何処かの部品が欠損していないか?と内心ビクビクしながらの分解作業でした。
洗濯槽にガタが見受けられ、確かにこれではまともに回らない!と漢字ました。
パナソニック、日立の縦型洗濯機はフランジナットという38mmのナットで洗濯槽を固定しているわけですが、専門の特殊工具が無いとナットを傷めないで外せませんし、きっちりと締め付けることも容易ではありません。
一部の業者では電動トルクレンチを使用する方もいますが、最大トルクが大きすぎますとナットのネジ山を破壊してしまいます。
ですから私は安全を考えて手動のハンマーレスフランジナット回し!という工具を使います。
緩めた後も、手動ではなかなか洗濯槽は持ち上がらず、ギヤプーラーという工具を使って洗濯槽を外します。
分解しながら不具合の原因を見付けました。
まずフランジナットの下のワッシャーがきちんとはまってないために、フランジナットの締め付けが不完全でした。
それからパルセーターの裏側にはめるワッシャーが何故が1番に下に在りました。
これでは洗濯槽が正しく回転しないためうるさい音がするのもうなずけます。
分解後に綺麗に洗浄し、正しく組み付けしましたので、元の静かな洗濯機に戻りました。
DIYで頑張れる方もいらっしゃると思いますが、特殊工具が必要な場合は道具を揃えて、分解途中で都度写真を取って後から確認出来るようにしてください。
今回は洗濯槽の外側に小さなダメージが残っていましたが、大事には至らず、正常に動くようになって本当に良かったです。
店長:渡辺二郎
お客様の大切な設備をより長くお使い頂くことを願い、心も体も水回りも綺麗に精神で日々活動しています。
<北海道>
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