渋谷区の渋谷区のITコンシェルジュのブログ
2024年12月18日
訪問介護ステーション様からのご依頼で
「訪問看護レセプトのオンライン請求」の環境構築を行いました。
構築方法などについては、こちらのサイトに書いているのですが
非常にわかりづらいですね(笑)
https://www.ssk.or.jp/oshirase/special_houkanr0601.html
1度やってしまえば、それほど難しい内容ではないのですが
提供されている資料を理解するまでは、結構難解でした。
まだまだレセプトのオンライン請求環境の構築ができていない
訪問介護ステーションも多くいらっしゃるかと思いますので、
今回、私が行った作業内容を書いておきます。
◆ざっくりとした全体の流れ
1.基金にオンライン申請への参加手続きを行う(小さい事業所の場合は回線種別は、とりあえずIP-VPNを選んでおけばよいかと)
2.インターネット回線(フレッツ光か、フレッツコラボ回線であればOK)を引く(すでにインターネット回線がある場合は、新に引く必要は無し)
3.必要機材を用意する(1回線で、インターネットと、閉域IP-VPN網の両方に接続する場合)
ルーター2台、ハブ1台(両方とも安いやつで問題ないです)
4.ONUにHUBをつなげ、HUBからインターネット用ルーターと、閉域IP-VPN網ルーターにつなげる。
閉域IP-VPN網への接続(ルーターに閉域IP-VPN網への接続用PPPoE設定を行うだけ)
5.オンライン資格確認端末(PC)を、閉域IP-VPN網ルーターのWiFiにつなげ
証明書のインポート、環境設定用ソフトのセットアップを行う
以上
◆最終的に構築した環境
フレッツ光(1回線)に、通常のプロバイダへの接続用ルーター1台と、閉域IP-VPN網への接続用ルーター1台を接続し
それぞれのルーターからでているWiFiに接続することで、使い分けれるようにしました。
◆申請
・回線種別は IP-VPNを選択
◆ネットワークの構築
ONUから直にHUBをつなげ、分岐させマルチセッションができるようにする
HUBにインターネット用のルーターと、閉域IP-VPN網用のルーターを接続
ルーターとHUBはTP-LINKの一番安いやつで問題なし
閉域IP-VPN網用のルーターには、基金から届くID,PWでPPPoE設定を行うだけです
◆オンライン資格確認端末のセットアップ
・閉域IP-VPN網用のルーターへWiFiで接続
・/OnlineSetupManual/crt 内にある証明書のインポート
・電子証明書ダウンロードサイトへアクセス
・システムをインストール、電子証明書をダウンロード&インストール
以上
もし東京都渋谷区、新宿区、中央区、杉並区、中野区、世田谷区などで
訪問看護レセプトのオンライン請求環境の構築や準備に
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