吹田市の鍵屋の鍵猿 関東支店のブログ
2025年4月28日
鍵が差さらない、回らないといったトラブルが発生した場合、応急処置として鉛筆を使った対策が有効です。鉛筆の芯に含まれる黒鉛(グラファイト)には乾いた状態でも潤滑効果があり、鍵と鍵穴の摩擦を軽減する働きがあります。対処法としては、まず鍵と鍵穴の汚れを軽く取り除いたうえで、鍵の溝やくぼみにBや2Bなど柔らかい鉛筆を使って黒鉛を塗り込みます。その後、鍵を何度か抜き差しして黒鉛を鍵穴全体に広げ、ゆっくり回して動作の改善を確認します。
このとき注意しなければならないのは、無理に鍵を回そうとしないこと、そして潤滑剤としてクレ5-56のような油分を含むスプレーや食用油を使わないことです。これらは内部に汚れを呼び寄せ、かえって症状を悪化させる原因になります。
もし鉛筆を使っても改善しない場合は、別の原因が考えられます。例えば鍵自体が錆びている場合は、クエン酸や米酢を使って掃除を行う方法があります。また、ドア枠側のストライク(金具)の位置がずれているケースもあり、その場合はネジを緩めて調整することでスムーズに鍵がかかるようになることもあります。さらに、鍵やシリンダーそのものが劣化・故障している場合は、無理に使い続けず、速やかに専門業者に相談することが推奨されています。
鍵の不具合を放置すると、大きなトラブルにつながる恐れがあるため、早めの対応が大切です。
店長:武重直樹
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