辛い時、思い出してほしい言葉

2025年4月8日

ある方の話。
詩人であり、競馬評論家であり、劇作家であった寺山修司さん。

「職業は？」と問われると、こう答えていた。
「僕の職業は寺山修司です」

演劇をやるのも型破りでした。
寺山率いる劇団は、道端や銭湯でいきなり芝居を始めちゃうのです。
銭湯の主人が警察を呼び、警察がこう詰め寄ります。
「君たち、何をしてる！！」
寺山はこう答えます。

「君こそ何をしてる。君が出てくることはこの台本に書いてあるんだ」

やってくる警察まで計算済みで、脚本にしてしまうわけです。

「かもめは飛びながら歌をおぼえ　
人生は遊びながら年老いてゆく
人はだれでも遊びという名の劇場をもつことができる」
寺山修司の言葉です。

遊びという名の人生劇場。
辛いではなく、「いま辛いシーンを演じている」
誰だって職業は自分。
さあ、自分を遊び倒そう。

今日もがんばったね。
おつかれさまでした。

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