足立区のちばホームのブログ
2025年6月4日
エアコンが本格稼働する6月~8月。涼しさと引き換えに、電気代の高さに驚く方も多いのではないでしょうか?
実は、ちょっとした工夫や使い方の見直しで、エアコンの効率を高めつつ、快適さをキープしたまま電気代を抑えることができます。
ここでは、エアコンを「上手に使う」ためのポイントを、プロの目線でご紹介します。
1. 室温が上がる前に冷房ON!
暑くなってからつけるのは逆効果?
外気温が高くなってからエアコンをつけると、室温も上昇しているため冷却に時間がかかり、余計に電力を消費します。
ポイントは「暑くなる前にON」すること。特に午前中から気温の高い日は、室温が上がりきる前に冷房を運転させた方が結果的に節電になります。
2. サーキュレーターや扇風機を併用する
冷気を効率的に循環させる
冷たい空気は下に溜まりやすいため、部屋の上部との温度差が生まれがち。
この時、サーキュレーターや扇風機で空気を部屋全体に回すことで、設定温度を下げなくても体感温度が下がり、電気代の節約に繋がります。特に上方向に風を送るように設置するのが効果的です。
3. 設定温度は1℃の差が大きい
推奨は冷房時「26〜28℃」
「暑いから」といって20℃前後に設定してしまうと、電力消費が一気に跳ね上がります。
冷房時の目安は26〜28℃。湿度が高く感じる日は、除湿(ドライ)運転に切り替えるのもおすすめです。
4. カーテン・断熱フィルムの活用
日差しを遮ってエアコン効率アップ
夏の強い日差しは、部屋の温度を上昇させる大きな原因です。特に南向きの窓は要注意。
遮光カーテンや断熱フィルムを使って、直射日光を遮ることで冷房効率がグンと上がります。
ホームセンターなどで手軽に購入でき、取り付けも簡単です。
5. 室外機の環境も大切
熱をうまく逃がせるように
意外と見落としがちなのが室外機のまわりの環境。
室外機が直射日光にさらされていたり、周囲に物が多く置かれていたりすると、放熱がうまくできず冷房能力が低下します。
以下をチェックしましょう:
室外機の周囲30cm以内にモノを置かない
可能なら日よけ(すだれ・カバー)を取り付ける
定期的に室外機の裏側をホコリやゴミから清掃する
6. フィルター掃除は月1回が理想
たった10分で年間の電気代が数千円変わる
エアコン内部のフィルターがホコリで目詰まりすると、冷風が出にくくなり、電力消費が大きくなります。
掃除方法はとても簡単:
電源を切る
フィルターを外す
掃除機でホコリを吸い取る or 水洗いして乾かす
これだけで冷房効率が10〜20%改善すると言われています。
7. 長期間使っていないエアコンは試運転を
本格稼働前に不具合をチェック
数ヶ月ぶりに運転するエアコンは、試運転で異常がないか確認することをおすすめします。
電源ON後、冷たい風が出るか?
異音や異臭がしないか?
水漏れやエラー表示は出ないか?
不具合に気づいたら、すぐに修理・点検の手配を。夏のピークに入ると予約が取りづらくなるので、早めの対応がカギです。
8. 節電モード・タイマー機能を活用しよう
自動運転より効率的なことも!
最近のエアコンには「節電モード」や「おまかせ運転」「タイマー設定」などの便利機能が搭載されています。
これらをうまく活用することで、無駄な運転時間を減らすことができ、電気代節約に繋がります。
最後に:プロによる点検やクリーニングも視野に
定期的にお掃除をしていても、エアコン内部のカビや汚れはどうしても溜まってしまいます。
「ニオイが気になる」「冷えが悪い」「水漏れする」などの症状が出ている場合は、プロの分解洗浄を依頼するのもおすすめです。
快適な夏を迎えるためにも、今のうちからの準備と見直しをしてみてくださいね。
店長:千葉 慎也
【複数台大歓迎!】損害保険加入済み◎空気が変われば世界が変わります!非喫煙者が伺います!
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