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パソコンの電源は入れっぱなしでもいいの? メリット・デメリット

2022年2月4日

パソコンの電源は入れっぱなしでもいいの? メリット・デメリット
パソコンの使用方法でよくされる質問で、パソコンの電源は入れたままにしておいた方が
良いのか又は常に電源を落とした方が良いのか、どちらでしょうかと尋ねられる事が
時々あります。
*パソコンの電源を常に入れておいた方が良い場合
1,利便性が高い
パソコンが起動するまで待っておく必要がなく、常に使える状態にあります。
SSDのシステムの場合、OSを起動するのに最大30秒かかりますし、古いハードディスクの場合は、1分か、それ以上かかる事があります。起動時に立ち上げる設定をしているプログラムの数が多いほど、その分だけ、時間がかかります。パソコンの電源を入れたままに
していれば、この問題は解消されます。

2,パソコンを常に最新の状態をキープします。
パソコンやデータのメンテナンスに欠かせないタスクがたくさんあり、ほとんどのメンテナンスは、一晩中パソコンの電源を入れておいた方が良いです。OSのアップデート、バックアップの作成、ウィルススキャンの作動、クラウドへのデータアップロード等は、どれも時間がかかり、システムの様々なリソースを使います。これらの作業はパソコンを使用しない時間帯や夜間に実行するようにスケジュールをしておけば、パソコンの作業中の邪魔にならず、常に最新の状態を保つことができます。


*パソコンの電源を常に入れておかない方が良い場合
1,パソコン内部の各部品には寿命があります。
どんな部品にも寿命があり、例えば、モニターのバックライトの寿命は、通常数万時間と言われています。ノートPCの保ちは、300回の充電サイクルで著しく短くなり、約3,000プログラム/消去サイクルが上限というSSDもあります。
常にパソコンの電源を入れたままにしていると、些細な事であっても、常にストレスがかかる事になります。熱の発生とは、ハードウェアの寿命を縮める一番大きな要因の一つです。

2,電気の無駄遣い
使っていない時も、パソコンの電源をいれっぱなしにするのは、当然ながら電気の無駄遣いになります。例えば、13インチの2018 MacBook Airは、普通の使い方であれば最大で
25ワット電力を使用します。スリーブモードでは0.3ワットまで落ちます。

注意点:パソコンの電源は落としていても、コンセントを挿したままにしておくと、少量ながらも電力を使い続けるので、気を付けたましょう。よって、確実にコンセントを抜きましょう。

3,電力サージや急な停電のリスクがなくなる
電力サージや停電は頻繁に起こるものではないのですが、パソコンは簡単にダメージを受けます。電力サージは、落雷で起こる事がほとんどだと思われている方も多いのですが、冷蔵庫のような高出力の家電が原因で起こる場合もあります。
そして、電力サージが大きければ、電化製品、パソコン等の繊細なパーツが損傷する可能性も増えます。パソコンにサージプロテクタを挿すことで、これを防げます。パソコンの電源を入れたままにしたい場合は、これの使用をお勧めします。

4,パフォーマンスを向上させる
一日の終わりにパソコンの電源を落とす事で、システムをフラッシュし、きちんとリフレッシュして、うまくいけば翌朝にはバグ無しで使い始める事が可能になります。


このような理由から、パソコンの使用頻度や年数、仕事か趣味か、パソコンの置いている場所によって、PCの電源を入れたままにした方が良いのか、落とした方が良いのか、答えは
変わってきます。

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店舗情報

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店長:萩尾 康次

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