宗像市の松永エンジニアリングファームのブログ
2021年9月26日
今日2件目は城南区のN様宅でした。日立洗濯機、BD-SX110EL、C02排水エラーということで、今どきのアルアルのマスクと思いきや、結果は排水ホース内の繊維の塊でした。
まずセオリー通り排水弁モータの動きチェック、OKです。念のため糸くずフィルターチェック、OKです。排水口を分解点検、OKです。ついでに清掃しときました。
日立の場合、排水弁分解は結構面倒な場所にあるので最後に回します。途中のゴム(蛇腹)ダクトを手の触覚でチェック、特に異物がある様子はなしです。ここで、もう一度排水テストを行いました。洗濯モードで少し水を張って、そのあと脱水モードで一気に排水します。ホースの先端からは全くと言っていいほど排水しません。途中のダクトをつまむと中に水の感触があります。排水弁に異物が詰まっているか?または、排水ホース内に異物が詰まっているか?50%/50%の賭けで排水ホースをバキュームで吸引しました。途端に、ズボッという音とともに何かがホース先端まで吸い出されました。恐る恐る引き出してみると、長さが10cmはある繊維の団子状の塊でした。これが、ホース内で水をせき止めていたようです。よくよく見ると、洗濯機置き場の排水口の位置が微妙で、排水ホースを途中で急角度で折らないとうまく収まらないような形になっていました。
多分、この繊維質は個々には非常に小さなもので、糸くずフィルターを通過してしまっています。それが、ホースの折れ箇所で2年かけて堆積したものと推測しました。たかが排水ホース、されど排水ホース、ホースはゆったりとカーブを描かせて設置してください。松永
店長:松永 貢
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