宗像市の松永エンジニアリングファームのブログ
2022年8月22日
富士通ゼネラルエアコン、AS-V56G2W、2017年の冷房不良です。
結論から言いますと、今回は結構大きなガス漏れを初回調査時に発見できなかったということです。(失敗談です)(´;ω;`)ウッ…
現場到着後まず室内機の様子を確認、エアコン吸い込み口と吹き出しでほとんど温度差が付いていませんでした。つまり、冷えていない。
室外機に回って冷媒配管を観察、液管の方の霜付きは確認できませんでした。そのため、冷媒不足ではなく、非常によく似た症状を出す部品故障の可能性をお客様に説明しました。お客様の了解の上で冷媒ガス(R32)を少しづつ充填していきます。室内機の方でだんだん冷えが戻ってきて、室外機の方も熱風が吹き出し始めました。最終的に室内で10℃差以上付けて追加充填完了です。完了時の低圧圧力は0.9Mpa、R32ガスなのでまあまあ(もう少しかな?)かと思いながら完了でした。
2日後お客様から電話があり、もう冷えなくなったと。その日は現場がビッチり入っていたので、なんとか夕方お伺いしました。
室内機でシュゥーと小さな音がしており、電気式のガス検知器で反応が出ました。室内機からのガス漏れです。これほど顕著に症状が出ていて見逃したのが我ながら情けなかったです。結論、修理にも結構費用が掛かりそうなので、お客様は買い替えの判断をされました。
エアコンシーズンであまり忙しすぎるのも考え物です。さらに丁寧な診断を心がけていきます。松永
店長:松永 貢
国内メーカーすべてのエアコン、洗濯機に対応します。宜しくお願い致します。
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