宗像市の松永エンジニアリングファームのブログ
2021年9月14日
中央区S様宅、シャープ洗濯機、C05ホール素子エラーの修理を9月6日に実施しました。前回の調査で故障個所を特定できず悩んでいましたが、結論として洗濯槽と洗濯水槽の間に何か異物が入り込んでいて、それが脱水時の回転異常を起こすと考えました。
トップパネルのビスを外し、後ろに立てかけます。この際に洗濯機背面に位置しているハーネス(電線)束と水位センサーへのチューブを緩めてやらないといけません。これを怠ると、後で厄介ことになりますので丁寧に行います。
洗濯槽上部のカバーを取り外します。本来ならここで洗濯槽と洗濯水槽の間のすき間に異物が見えてこないといけませんが、何もありませんでした。正直焦りました。試しに洗濯槽を手で回します。まだとても重たくて回りません。もしかしたら、洗濯槽のソコの裏側?(うまく説明できませんが、とっても厄介な場所です)
微かな希望を持ってパルセーターを取外し、その下に位置しているボルトを4本外します。洗濯槽がばらせる状態になりました。
静かに洗濯槽を上に引き抜きます。洗濯水槽の底に何かあるか素早く見ましたが、残念何もありませんでした。大変焦りました。
なんで何も出てこないんだろう?とがっかりしながら、何気なく引き抜いた洗濯槽の方の底をひっくり返して見てみました。
ありました!!!!!ドーナツ状の溝の中にやわらかい生地のものがねじ込まれた状態で出てきました。
これが悪さをしていたらしいです。除去して再組立てし、洗濯槽を手で回してみました。ゆっくりですが手で回ります。この感覚は多分一生忘れないでしょうね。無事試運転を完了して現場を出ました。
あとでお客様に聞いた話ですが、わたしの「ありました!!」という声は喜びに満ちてたらしいです。w
店長:松永 貢
国内メーカーすべてのエアコン、洗濯機に対応します。宜しくお願い致します。
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