志木市の篠原畳店のブログ
2018年5月24日
毎度お世話になります、篠原畳店の篠原です。
先日は、近所の保育園の地域交流として
園児達と引率の先生で、当店の作業場へ見学に来てくれました。
初めて見る畳の機械や道具、そして畳の姿に
無垢な瞳を輝かせながら見学してくれました。
日本独自文化の古来からの、歴史ある畳ですが、現在も尚減りゆく一途を辿っています。
子供達の何人かは畳というものを初めて見たという子もいました。
(因みに、この日熊本産最高峰の『ひのさらさ』という
一畳¥25.000-仕様でした。…子供達には伝わりませんでした(^◇^;) )
流石に子供達には、日本人と畳の良い関係を伝える事は出来ませんでしたが、
大きくなった時、畳の事を振り返って見直してもらえたら良いなって思いました。
四季折々ある日本の四季は、日本の家にとって
穏やかな季節や過酷な季節が巡っています。
特に湿気に関しては、日本の風土に合った材質で
建てられたものが一番好ましいと言われています。
畳も湿気を吸ったり吐いたりして、室内の湿度をバランス良く保ってくれる役割を果たしています。
一間だけでも畳のある部屋があると、
日本人はホッとします。
畳って味噌、醤油と同じ様な役割を担う気がします。 味噌汁無くても若い頃は我慢出来るけど、
歳を重ねる毎に日本人は、無いといずれ欲してきます。
そんな昨今です。
◾️畳の無い家に、置き畳を置いてみたら
家族がそこに集まる様になりました、と。
◾️我が家で畳のある部屋は、おばあちゃんの部屋だけなのに、孫達を始め家族がみんなおばあちゃんの部屋でテレビ観てます。
◾️畳の上で寝たいので 置き畳作って下さい。
などなど、和室が減りつつも 畳と触れ合っていたいとおっしゃるお客様が増えているのも事実です。
現代の若い世代の家族の皆さんや、未来を担う子供達に これからも 畳の良さを伝えて行けたら
良いなと思い、仕事に精進することを誓い、今回のブログの締めにします。
5月24日現在、
作業のご予約は 6月20日以降でお待ちしています。
事前の現調打合せは それ以前で 予定を組まさせていただいております。
それでは、これから梅雨に入っていきますが、
天然の除湿器ともいえる 畳の上で快適に過ごせる様に、畳替えをしましょう。
篠原畳店
店長:篠原隆幸
畳の事なら気軽にお声掛けください。 若い世帯からお部屋で介護をお考えの世帯やペットまで、使い方にあった畳を一緒に考えます
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