江東区の本堂写真館のブログ
2018年9月30日
先日、知り合いの娘さんの成人式の前撮りをさせていただきました。
上野の文化会館で初めて会ったのが、10年以上前だからとても久しぶりで、もうこんなになったのかと感慨深かった。
あどけない少女がおとなになったんだなと。
私も娘を持つ親として、うれしいようで、悲しいようで、複雑な気持ちでした。
彼女を撮影していて感じたのは、あの時の子がこんなに素敵な女性になるんだと。
変化するものなんだと。
体の大きさ、表情、きっと心も。
たしかに私も朝起きて顔を洗うとき、まじまじと自分の顔を見るて、ぞっとする。
えっ、白髪生えてる、しわが目立つ、こんなはずじゃなかったのに・・・。
今こうだから、この先も同じなのかなと思うことがよくあります。
いいことも、悪いことも、この先ずっと続いていくんじゃないかって。
でもどうやらいろいろなことは、太陽が昇って日が暮れるように、春新緑が芽生え秋冬には枯れていくように、
刻々と変化しているみたいです。
同じように今何か(もの、こと、ひと、考え等々のいろんなもの)に抱いているイメージも、
ほんの一瞬のものかもしれない。
ちょっと時間が経過すると別のイメージに変化するかもしれない。
なんかとてもあやふやで一定していないんじゃないかと。
もしかすると、写真はその時何かに抱いているイメージ、
・・・目には見えないけど、とても繊細で大事なもの、代用できないもの・・・の保管庫なんじゃないか。
その時のイメージを呼び起こす手助けしてくれる。それが写真なのかなと思った瞬間でした。
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