品川区の株式会社グラッドスタジオのブログ
2021年4月30日
今日は上井草で新築のインスペクションでした。
私が過去に少なくても20件以上は検査しているある大手会社でしたが、小屋裏でされるべきものがされていませんでした。
それは、その会社さん独自のものてす。
一般的にはなくても良いものですが、それがない箇所とある箇所が存在したので、明らかにダメです。
そこを指摘させていただきました。
他の検査員ではなかなか指摘できないところだと自負しています。
新築インスペクションは、中古インスペクションとは明らかに点検するポイントが異なります。
なぜなら、中古のインスペクションは、ある意味、国交省が検査項目を決めているので、報告書としては個人差がでないようにつくられています。
仮に、国交省が示す中古インスペクションの基準で新築インスペクションで行ったとしたら指摘は全くできなくなります。
そもそも、中古インスペクションは劣化があるかどうかを点検するものなので新築とは異なります。
中古インスペクションの場合は個人差がでないようになっていると言いましたが、私はそれではいけないと考えているので、中古インスペクションの場合は補足説明を必ずつけるようにしています。
補足をつけるインスペクターは少ないと思いますし、付けないのは不親切だと考えています。
新築インスペクションの場合の検査基準や検査項目はインスペクション会社によってそれぞれ異なり、検査員によっても異なってきます。
だから、中古のインスペクションばかりしている検査員では気付くことができないことが多いのです。
新築インスペクションを検討されている方は、新築物件だけの検査経験数も確認された方がいいと思います。
店長:細谷 健一
【機械を使って耐震性が分かる住宅診断】 住宅検査実績1300件以上 【住宅設計の経験21年以上の一級建築士】
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