品川区の株式会社グラッドスタジオのブログ
2021年11月4日
今日は奥多摩方面で古民家のインスペクションでした。
築年数は100年とも言っていました。
中古住宅のインスペクションにはいくつかチェック項目がありますが、ほとんどの項目で劣化事象ありという結果となりました。
床の傾斜も今までで最大級の傾斜がありました。
かなり多くの劣化事象があるにも関わらず、ご依頼者様は購入する気もあることを口にしていました。
築年数が古い中古インスペクションで私が心がけていることは、リフォームのアドバイスです。
どの箇所を行った方がいいという話だけでなく。
どういったところは難しいから気を付けた方がいいという話もします。
また、リフォームの話だけでなく、なぜそもそもこの物件が欲しいのか?とか突っ込んだ話もすることがあります。
また、10年、20年といったスパンでなく、相続をする時や場合によっては新築する時の話もします。
そこまで見据えてアドバイスができるかどうかがインスペクションには重要だと思っています。
私の口からはこの物件はやめた方がいいとは一言も言いません。
ただ、この物件はこうしたリスクがあるということを話したり、新築時にはこういったことを気を付けてた方がいいと
アドバイスすると、ご依頼者様は冷静になることもあります。
やはり、築年数が古い物件は、メリットもデメリットもしっかり把握した上で購入していただきたい気持ちがあります。
ご依頼者様と車の中で往復3時間ほど一緒でしたが、今回の物件の話だけでなく、プライベートな話しまでもできたことはとても良かったです^^
店長:細谷 健一
【機械を使って耐震性が分かる住宅診断】 住宅検査実績1300件以上 【住宅設計の経験21年以上の一級建築士】
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