品川区の株式会社グラッドスタジオのブログ
2021年5月29日
今日は東小金井で新築検査でした。
今日は基礎の立ち上がりに横ひびが多数ありました。
本数を正確に数えることは難しいですが、15箇所以上です。
基礎のひび割れは、底盤に入るひび割れと立ち上がりに入るひび割れがありますが、今回は、立ち上がりです。
今回は、横ひびが主です。
この手のひび割れは稀にありますが約70件に1件ぐらいの割合です。
原因として考えられるのは、コンクリートの品質が良くない。
施工不備、応力が掛かっているのいずれかです。
ご依頼様にはしっかりフォローしていきます。
午後は祐天寺で新築インスペクションでした。
この物件でも0.5ミリを越えるひび割れが1箇所ありました。
新築インスペクションをやる意味として、この様な基礎のひび割れがあれば記録として残るということです。
新築住宅は一生住んでほしいと思いますが、必ずしもそうとも限りません。
遠い将来、売却する可能もあります。
その時、新築時からある基礎のひび割れなのに、売却する時に気づかずに劣化ありと判断されることも予想されます。
新築インスペクションの報告書が残っていたら、新築時点であったということが分かってもらえるので有効だと思っています。
また、その様な事実を建設会社さんに認識してもらえるということてす。
何も知らずに引き渡しをうけたら、住んでいたらそのくらいありますよと言われて終わりだからです。
新築インスペクションは単に手直しするだけが目的ではありません。
新築時点の記録が残るという意味でも重要だと思っています。
店長:細谷 健一
【機械を使って耐震性が分かる住宅診断】 住宅検査実績1300件以上 【住宅設計の経験21年以上の一級建築士】
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