品川区の株式会社グラッドスタジオのブログ
2021年8月27日
先日配筋検査でかぶり厚さが取れていなかった現場です。
配管まわりのかぶり厚さは何とか回避できたものの、今度は立ち上がり部分でのかぶり厚さが怪しかったので抜き打ち検査にきました。
何故怪しいと思ったか。
それは、立ち上がりの配筋かフック付きの配筋だったからです。
フック付きの鉄筋については、説明を省略しますが、フック付きを使うとかぶり厚さが確保しにくくなるのです。
そう思ったので、ご依頼者様に相談をして抜き打ち検査に来ました。
抜き打ち検査と言ってとも、突然行って手遅れになるといけないので事前にかぶり厚さだけは確保するように現場監督に伝えておきました。
いざ行ってみると、やはりかぶり厚さ4センチが確保されていませんでした。
監督も現場にいないという状況....
本来、職人さんに指示することはありませんが、緊急事態なのでその場で指示して直してもらいました。
現場管理をするは、先を読めないといけませんね。
若い現場監督だったりすると危険余地能力が低く、行き当たりばったりだったりします。
やはり、これが経験なのでしょう。
建築士であればかぶり厚さを確保しないといけないことは誰もが知っています。
みんな知っているけど出来ていない。
何か辛い経験がないと守ろうという意識が低いんですよね。
会社自体もそんな風潮のところはざらにあります。
店長:細谷 健一
【機械を使って耐震性が分かる住宅診断】 住宅検査実績1300件以上 【住宅設計の経験21年以上の一級建築士】
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