品川区の株式会社グラッドスタジオのブログ
2021年8月25日
今日は、検査途中の検査が3件ありました。
そのうち1つが配筋検査でした。
急に決まった検査で、次の日にコンクリートを打設するということだったので、事前にかぶり厚さだけはしっかり確認してくださいと念をおしてしました。
現場へ行ってみると、一般的なところのかぶり厚さは取れているのですが、スリーブと呼ばれる配管貫通部分でかぶり厚さが確保されていませんでした。
やはり、かぶり厚さに対する意識が業界的に低すぎますね。
法的意識の低い適当なインスペクターも見逃してしまっていると思います。
かぶり厚さは、建築基準法で定められているので私は重視しています。
今回の場合は、鉄筋屋さんが悪いというよりも設備屋さんかもしれません。
いや、その前段階における計画が悪いとも言えます。
明日、コンクリートを打設するということですが...
私は打設を止めなさいとも言えません。
排水計画を変えたらなんとかなるかもしれませんし。
ただ、しっかり報告すべきは報告します。
店長:細谷 健一
【東京発・欠陥住宅撲滅に情熱を燃やす住宅診断】 診断実績1600件以上 【住宅設計の経験21年以上の一級建築士】
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