品川区の株式会社グラッドスタジオのブログ
2021年10月8日
昨日、関東では大きめの地震がありましたね。
ご自宅の基礎を点検することをおすすめします。
外周の基礎を見渡して、0.5mm以上のひび割れが無いか点検してみてください。
0.5mmというと一般的なシャープペンの芯幅です。
シャープペンの芯が入ってしまうほどのひび割れは補修が必要な場合もあります。
また、床下点検口がある家の方は、蓋を空けてコンクリート床(底盤)の部分にひび割れがないか点検することもいいでしょう。
私が今まで新築検査をした時、ひび割れのあった方には、ひび割れが大きくなっていないか経過観察するようにお伝えしています。
これから新築住宅を購入方は、インスペクションをしておくことをおすすめします。
何故なら、引き渡しを受けた後にひび割れがあっても、不動産会社などから、
「この前の地震でひび割れしたんですよ。」と言って済まされてしまいます。
ひび割れ自体も気になるでしょうが、私としては、ひび割れが竣工時にあるのかないのか重要だと思っています。
ひび割れががあったとしても、補修程度しかできることがないというのが実状ですが、
新築インスペクションをして、竣工時にひび割れがあったという事実を不動産会社や工務店に認識させておくことが
重要だと思っています。
竣工時にどのくらいのひび割れがあったのか把握しておけば、そこからどのように広がったのかなども確認できます。
基礎のひび割は、0.3mm以上は構造クラックで0.5mm以上中古住宅の劣化ありに該当しますが、何ミリ以上だと危険とか何ミリ以内は安全というようなものははっきりされていません。
私が検査をしていて、ひび割れについては、人の感じ方によっても変わるように思います。
0.5mm以上のひび割れがあっても購入された方
0.5mm以上のひび割れがあっていくつかあって購入を見送った方
色々います。
これから新築の引き渡しを受ける方で基礎のひび割れが気になる方は、インスペクションを入れておくことをおすすめします。
店長:細谷 健一
【東京発・欠陥住宅撲滅に情熱を燃やす住宅診断】 診断実績1600件以上 【住宅設計の経験21年以上の一級建築士】
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