品川区の株式会社グラッドスタジオのブログ
2021年11月3日
今日は新築住宅で床の傾斜がありました。
床の傾斜は、簡単に説明すると
3/1000未満は瑕疵が存在する可能性が低い
3/1000~6/1000は一定程度瑕疵が存在する可能性がある
6/1000以上は瑕疵が存在する可能性が高い
とされています。
3/1000というのは水平距離1mにつき高さ3mmの傾斜です。
新築住宅では3/1000を超えることはなかなかありませんが、今日は4/1000という数値で
新築としては大きい数値でした。
建物が一定方向に傾斜しているようなこのではないので、部分的なものではありますが、
4/1000は大きいですね・・・
傾斜のある階の下が大きなリビング空間で、傾斜している階が細かく部屋があるような場合は、3/1000を超えないまでもやや大きい数字が出る時があります。
当社は3/1000を超えていなくてもそんな時は説明をしています。
私の経験では、ツーバイフォーの家は部分的に傾斜がある時があるように思います。
床の傾斜は、他社さんはどの程度(何箇所)図っているか分かりませんが、当社は、各部屋ごとに測るだけでなく
建物全体としても測るようにしています。
今回の傾斜も小まめに測ったから発覚したかもしれません。
90分程度で終わってしまう検査では、2~3か所測ってOKとしている会社さんもあるかもしれないので、
どの箇所を測ったのか確認する必要があると思います。
インスペクションも手抜きをしようと思えばいくらでもできますから注意が必要です(^-^;
店長:細谷 健一
【機械を使って耐震性が分かる住宅診断】 住宅検査実績1300件以上 【住宅設計の経験21年以上の一級建築士】
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