品川区の株式会社グラッドスタジオのブログ
2021年3月31日
ホームインスペクションを依頼する時、資格保有も気になる基準だと思います。
建築士には、一級建築士、二級建築士、木造建築士があり、ほとんどは一級建築士、二級建築士です。
インスペクション会社によっては、
・住宅診断は、資格が無くても建物調査は経験がある方が信頼できる。
・保有資格だけを売りにしている会社は危ない。
と書いてありました。
果たして本当でしょうか?
もちろん多少の経験があることは重要だとは思います。
しかし、そのように主張してる会社ほど、検査をする人は二級建築士が検査している可能性もあります。
保有資格よりもインスペクションの経験を大切にした方がいいという主張は、検査をする立場からしか見ていないと思います。
検査を依頼する方の立場から見えていないと思います。
検査の依頼者は検査が終わったら下に添付したような報告書をもらいます。
報告書には、必ず検査を実施した人の建築士番号などを記入しなければなりません。
この報告書を受け取って、不動産業者などにお渡しすることもあるでしょう。
ちゃんと二級建築士だと説明された上で報告書が渡されるならば良いと思いますが、そこまで説明されずに、渡された報告書が二級建築士だったらどうでしょう。
本当に保有資格は関係ないと言えるでしょうか?
場合によっては、一級建築士の事務所登録だけど、検査するのは二級建築士かもしれません。
報告書は形として残こり、物件の交渉する相手にも見せるものです。
しっかりと資格保有者も確認をしてインスペクションの依頼をすることをおすすめいたします。
店長:細谷 健一
【機械を使って耐震性が分かる住宅診断】 住宅検査実績1300件以上 【住宅設計の経験21年以上の一級建築士】
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