品川区の株式会社グラッドスタジオのブログ
2021年12月2日
今日は、新築検査でした。
壁の傾斜を計測したところ6/1000の壁傾斜がありました。
新築住宅では3/1000程度の傾斜は10件に1件ぐらいありますが、今日の6/1000以上という数値は、品確法で構造的な瑕疵が存在する可能性が高いとされる数値です。
私の新築住宅検査の経験の中でもこの数値は大きいです。
この傾斜が発見されたのは、建物の四隅などではありません。
念のため測っておこうと思ったところに傾斜を発見しました。
測っておいて良かったと思いました。
インスペクションは、第六感が働くこともあると思っています。
また、インスペクションでは念のためということも大切だと思っています。
今までも念のためと思って、再度確認したら、不備が見つかったことも多々あります。
他社は壁の傾斜を何箇所測っているか分かりませんが、計測する箇所が少なくても素人にはわかりません。
新築インスペクションでもどの箇所を計測したのか、確認するといいでしょう。
各階1〜2箇所しか測らない会社がいるとは思いたくないですが、その程度の計測は個人的には不安です。
しっかりとインスペクターに確認をしてみましょう!
店長:細谷 健一
【機械を使って耐震性が分かる住宅診断】 住宅検査実績1300件以上 【住宅設計の経験21年以上の一級建築士】
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