品川区の株式会社グラッドスタジオのブログ
2024年1月6日
こんなお悩みはありませんか?
●これから購入する家の耐震性能を確認したい。
●今住んでいる家の耐震性能を確認したい。
●耐震等級3と聞いて住宅購入けど本当か?
●耐震等級1の家だけどそれを下回っていないか?
●竣工してしまったが、しっかり施工がされたか耐震性が心配。
●交通振動に悩まされている。
グラッドスタジオでは、微動探査というサービスを開始していきます。
ホームインスペクション会社では初の導入です。
微動探査は、住宅の耐震性能を微動計で実測し、評価するサービスです。
今まで、ホームインスペクションでは新築の耐震性能までは分かりませんでした。
中古住宅であれば耐震診断というものがありますが、耐震診断は2000年以前などの古い住宅が対象であるため、築年数の浅い住宅や新築の耐震性については、ホームインスペクションでは具体的な数値としてお答えができませんでした。
しかし、この機械で測定することで、ご依頼者様のご要望にお答えできる範囲が広がると考えます。
この微動探査は、人には感じない微動を計測することで建物の耐震性をチェックできるというもので、新築・中古を問わずに耐震性能がチェックできる機械です。
●微動探査でチェックできることは下記の通りです。
1、新築時に計測しておくと、将来耐震性能が落ちていかないか分かる。
家というものは劣化をしていきます。
新築時には設計で見込んだ耐震性能があったとしても、数十年経過したら新築時の耐震性能を発揮しているとは限りません。もし、新築時に計測をしていたら将来比較検討ができます。これは、大地震が来た後でも数値が落ちていないか確認ができます。
2、耐震等級が発揮されているか分かる。
今まで新築の耐震性能を簡単に計測できるような方法はありませんでした。
もし耐震等級を表示した家であれば設計上ではその等級かもしれませんが、現場でいい加減なことをされたら、見込んでいた耐震等級が発揮するか分かりません。
微動探査は、耐震等級を明確に示すものではありませんが、建築中に計測をすることによって、目標とした耐震性が発揮されている確認できます。
万一、建築中で耐震性能が発揮していないと分かった時は、対策することは比較的簡単です。
何故ならば、完成した後ではどこに原因があるか分からないし、簡単に壁などを壊すわけにはいかないからです。
3、国立の研究機関が解析した結果を受け取れます。
耐震診断は、既存図面の有無などによっても異なりますが、診断した建築士によって評点が変わると考えていますし、ある意味想定をして計算するものです。
一方、微動探査のデータ解析は、国立研究開発法人 防災科学技術研究所が行うため、機械を正確に設置すれば、建築士の判断や想定によって変わるようなことはありません。
4、大地震が起きた時、この家に住み続けられるか判断できる。
令和6年は元日から能登半島で大地震がありました。
関東においても、南海トラフ地震や首都直下型地震について、国は30年以内に70~80%の確率で来ると想定しています。
もし、これらのような大地震が来て建物が倒壊しなかったらひとまずは安心でしょう。
しかし、その家は倒壊を免れただけであって、その先住み続けられるかどうかわかりません。
そんな時、この測定によって住み続けられるかどうかチェックできます。
5、交通振動などの影響が分かります。
今まで弊社にも交通振動に関するご相談がありました。
しかし、住宅診断では交通振動について明確なお答えはできません。
交通振動の影響を調べることによって、これから新築する人は制震装置(制震ダンパー)の取り付けを行うか判断することもできます。
もちろん、現在住んでいる家においても制震ダンパーを付けることが有効か判断できるものとなります。
6、耐震リフォームの前後で計測すれば、耐震性が上がったか確認できる。
中古物件の場合、物件購入する前にその家の耐震性能をチェックするはもちろんできます。
もし、耐震リフォームをすることであれば、リフォームの前後で計測をすれば、耐震補強後に耐震性が上がっているのかチェックすることができます。
7、地盤も調査ができる。
大地震において一番怖いことは、建物と地盤が共振しないことが大切だと言われています。
建物が共振してしまうと建物が大きく揺さぶられてしまうということです。
一般的に住宅における地盤調査はSWS試験やボーリング試験が採用されますが、こちらは主に杭が必要かどうか地盤の固さを判断する試験ですが、地盤の揺れやすさは分かりません。
微動探査を実施することによって、建物と地盤が共振しやすいか調べます。
また、SWS試験やボーリング試験に加えて微動探査も行うことによってより一層地盤の特性が分かります。
この機械によって、色々な使い方ができるかと思います。
計測時間は、建物を傷つけたりせず、1時間程度で終わります。
微動探査についての資料を確認したい方はお問合せいただけたらと思います。
※こちらのサービスは中古住宅を対象にした耐震診断ではないのでご注意ください。
店長:細谷 健一
【機械を使って耐震性が分かる住宅診断】 住宅検査実績1300件以上 【住宅設計の経験21年以上の一級建築士】
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