品川区の株式会社グラッドスタジオのブログ
2021年5月16日
今日は赤羽で中古インスペクションでした。
今日は隣の敷地がやや高く、ブロックの擁壁がありました。
擁壁がある物件は、新築時に安息角という条例から隣の擁壁が崩れても安全に建築しなければいけません。
現状は何ら問題ありませんが、新築時には、安全に建築するために建築費用が嵩んだり、建坪が少なくなるかもしれないということをお話しさせていただきました。
インスペクションとは、全く関係ないことなのですが…
私は、購入者にとってこうした情報を教えてあげられるか大切だと思っています。
築年数が古い物件については、私は特にこうした話しをさせていただいています。
中古のインスペクションでは隣地の擁壁のことまで確認することまでしなくて良いですし、報告する義務もないのです。
また、こうしたことは単にインスペクションばかりしかやったことのないインスペクターだと詳しく説明できない建築士がほとんどです。
だから、インスペクションは設計の経験が豊富なインスペクターでないといけないと思うところなのです。
安い費用で建築士を派遣するような会社だとそんなことなで説明してくれない場合もあります。
インスペクションって他の業種とはやや違って、単に〇〇をしてくれればいいとか、単に〇〇を取り付けてくれればいいという業種とは少し異なります。
検査する人によって、指摘する内容も違いますし、得られる情報も違います。
だから、料金が安くて良さそうだというだけではないところです、
私は、築年数がある程度経っている物件は特に、将来新築を建てた時にどんなことに気を付けてなくてはいけないかということまで考えてインスペクションし、アドバイスさせていただいています。
土地って同じように見えるかもしれませんが、思わぬ落とし穴もあったりするので注意が必要なので、少しでも役立ていただきたいと思っています。
店長:細谷 健一
【機械を使って耐震性が分かる住宅診断】 住宅検査実績1300件以上 【住宅設計の経験21年以上の一級建築士】
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