横須賀市のいやしのかくれ家 ペンペンのブログ
2021年1月25日
「え!? そうなの!?」
と思った方、何故なのか知りたくありませんか?
「マッサージやってもらおう!
強くやってくれる店はどこかな?」
という条件で探す人は多いです。
実際、H○Pで検索する条件にも
「強もみが自慢の店」
という項目があります。
では、何故「痛いのがよくない」のか、理由を説明していきますね。
昔から「痛い方が効く」という価値観がありました。
強い施術ができる人は、技術が高いと思われてました。
ですが、体の専門家である整形外科医によると
「痛い施術は効きません。
むしろケガを悪化させますから、やめましょう。
痛くない施術が正しいです。」
とのこと。
他の国家資格者である、鍼灸師も柔道整復師も、同じ意見です。
痛い施術を受けると
「痛い!」
と感じて、筋肉が緊張します。
緊張した筋肉は硬く、強く押されて傷つきます。
これって、お餅と同じ。
お餅も、まだ硬い時に硬い物で叩くと、割れてしまいますよね。
でも柔らかい時なら、割れずに広がるだけ。
そして痛さによるストレスで、
「コルチゾール(副腎皮質ホルモン)」
という、ホルモンが分泌されます。
医療法人全人会理事長・小西康弘医学博士によると、コルチゾールは通常分泌される量であれば、何も問題はありません。
通常の分泌量であれば、
・肝臓で糖を作り出す
・脂肪を分解して代謝促進する
・免疫抑制、抗炎症作用
・筋肉でタンパク質を代謝する
といった、良い働きを持つホルモン。
しかし痛みなどの余計なストレスにより、体を守ろうとしてコルチゾールが過剰に分泌されると、途端に有害となります。
多量のコルチゾールが、体の中を流れる間に、血管を傷つけます。
傷ついた血管から血液がしみ出し、その周辺に炎症が起きます。
ストレスでニキビが増えるメカニズムも同じ。
また、慢性的に過剰分泌されることにより、
・免疫系
・中枢神経系
・代謝系
へ悪影響を及ぼす事も。
「うつ病患者はコルチゾール値が高い」
という結果からも、いいことではないとわかります。
また、体の疲れを放置したままでも、コルチゾールは過剰に分泌されていきます。
そうなると副腎が疲れていき、更に体全体の疲れが加速していく…
という、悪循環に陥ります。
ですから、痛くなくても強すぎなくても、筋肉の疲れが取れる施術を選びましょう。
結論!
・「痛いマッサージが効く」は誤り。
・筋肉を無駄に傷つけているだけ。
・痛みによって筋肉が緊張し、もっと痛みを感じる。
・コルチゾールが過剰に分泌され、色々な弊害が起きる危険性が高い。
痛くない施術を選びましょう♪
店長:愛原身知子
可提供中文服務。前日までの予約可。肩こり・生理痛・むくみとセルライトによる冷え性などを緩和させたい!
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