引越しの梱包について

2017年1月3日

「梱包をしてくださいといいますが梱包の仕方がよくわかりません。」

「とにかく運んでもらえればいいので何とかよろしくお願いします！」

（江東区　梱包ビギナーさん　30歳他）


　これが今回のＱ＆Ａです。

　申し訳ございませんが、お引っ越しは大・小の規模にかかわらず、梱包していないと作業が出来ないのです。一言で言うならば梱包は「宅急便に出せるくらいに、運ぶものをダンボールに入れる」こととなります。

　はっきり言ってお引越しは梱包がしっかりできているかどうかにかかっていると言っても過言ではありません（という場合大抵において過言でありますが）。

　大手のお引っ越し業者に依頼しても当日車両が到着して全く梱包作業が終わっていない場合は

①　そのまま帰る（勿論キャンセル料が発生します）

②　別途料金で梱包作業を手伝ってもらえる（1箱いくら、時間いくらなど）

③　運び出せるものだけ運んで、梱包されていないものは残していく

などの対応を取られます。

　引っ越し業者の方も悪意を持って①などの対応を取るわけではないとは思いますが（中には悪意のある業者もいますが…）実際に梱包されていないものは、特に細かいものは運べないので、次の予定などが入っていると①のような対応を取らざるを得ないことがあるのです。

　当店は当日お伺いして、全く梱包作業が終わっていないお客様への対応は以下になります。

①　次の予定が入っていなければ延長料金が発生することもある場合をご了承いただければ、梱包作業をお手伝いさせていただきます。

②　次の予定が入っている場合は、お見積りの内容のお時間で作業をさせていただきます。その後、次の予定を終えて戻ってきて作業が可能な場合は（ご希望があれば）別途料金で作業をさせていただきます。

　勿論、少量の未梱包品で作業時間に差し支えない程度、積み込みに問題がないような場合は喜んでお手伝いさせていただきます。

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▼梱包作業のコツ

　さて、肝心の梱包作業のコツですが

①　本などの重いものは小さい箱へ入れます（大きい箱に入れると重くて運べない、底が抜けます）。

②　割れ物はプチプチ、新聞紙等でつつみ、ダンボールの中で動いたりガチャガチャと音がしないようにします。隙間が出来るようなら丸めた新聞紙を詰めます。

③　調味料、シャンプーなどの液体物はこぼれないような対策をして、ビニールに入れてから②と同様に詰めていきます。

④　各ダンボールには、上面に内容物を記載する。壊れ物・割れ物は特にわかるようにします。

と、なります。

　引越し当日まで使わないようなものからダンボールに詰めていって、当日の朝に封だけするように前日までに全てをダンボールに入れることが理想です。

　ダンボールの大きさは電子レンジくらいの大きさ（110～130サイズ）がベストです。

　炊飯器、DVDデッキなどの小さい家電なども丸めた新聞（場合によってはTシャツなどでも可）などのクッションをいれて 基本的にダンボールへ入れていただけると積載量が増えます。

　ゴミ袋に細かいものを入れる方もいらっしゃいますが、台車で運べない、積み上げられない、破損の恐れがあるのでダンボールに入れることをお勧めします（衣類等でも汚損のおそれがあります）。

　梱包作業がしっかりされていないと余計な時間がかかる、場合によっては往復作業が発生してしまうなどで、追加料金が発生してしまうこともあります。

　追加料金が発生するくらいなら大きさの揃ったダンボールをアマゾンさんなどで買うのも、ある意味安く済ませるコツかもしれません。2000円くらいで10枚以上買えますし…

　当店も、お引越し当日はお客様の意図しない追加料金などなく、気持ちよく笑顔で挨拶をして無事に作業を終えたいと思っております。

　多少の事は臨機応変に、無料で対応させて頂きますのでご安心ください。

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