伊東市のれすぱいと伊豆高原のブログ

養生訓(2) 江戸時代の平均寿命が短かったわけは?

2019年1月9日

ところで江戸時代の平均寿命は30歳~40歳とする説があります。現代の日本の平均寿命は84歳ぐらいなので、当時に比べて倍以上長生きしていることになります。なので、そんな時代の健康法なんて意味がないと思われそうですね。正確なデータではないのですが、当時の平均寿命が短かった最も大きな原因は乳幼児の死亡率が非常に高かったという事らしいです。その原因は当時と現代の生活環境にあるといわれていまして、特に公衆衛生の概念が薄かったという事があげられます。

明治以降、日本の公衆衛生は飛躍的に向上したのですが、特に水道の普及に関しては正確なデータがあります。日本の水道システムが導入されてから100年以上たっているそうですが、水道の設備が拡大するにつれて乳幼児の生存率が急激に改善してきたというものです。1950年頃に全国で約40%位の水道普及率だったそうですが、その頃から乳幼児の生存率が一気に上昇したということです。ラジオ体操の普及のおかげだという説もありますが、水道普及説の方が有力そうですね。

そこで養生訓ですが、もし江戸時代の水が衛生的であったなら、当時の寿命は現代と同じほど長く、さらに充実(これが大事)したものではなかったのか! 

養生訓より、昨日の続きを引用します。

「養生の術をまなんで、よくわが身をたもつべし。是人生第一の大事なり。人身は至りて貴とくおもくして、天下四海にもかへがたき物にあらずや。」

意味は、養生の方法を学んで、健康を保ちなさい。これは人生で最も重要な事です。世界中の宝を集めても自分の身体ほど大切なものは無い!というような意味ですが、それほど大事な宝をどのように手に入れるかをこれから紐解いていきます。

ところで、私の実家では約42年前(1977年)に初めて水道が通りました。小学校の6年生の頃で、当時の事は今でもよく覚えています。綺麗な水が勢いよく蛇口から出てくるのに驚いた記憶があります。実家では今でも井戸水も併用して使ってるのですが、後で保健所に調らべてもらったところ、井戸水は飲むには適さないという結果が出てしまい焦せったそうです。それでも水道は洗濯だけに使っているようです。そのご井戸水は浄化してから飲むことにしたとかいってました。(^^;

※今日の近所のネコです。

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