伊東市のれすぱいと伊豆高原のブログ
2019年1月5日
最近、腸活という言葉がブームになっているようですが、腸活とは腸内の細菌を理想的な状態にするというものです。腸内には1000兆個以上というとんでもない、想像もつかない量の、しかも3万種類もいるとか。全部集めたら1.5キロから2キログラムもあるということですから、想像したら少し気味悪いですね。
気味が悪いといっても、その細菌たちは私たちの腸内で消化や吸収を助けてくれているのですから、感謝しなければなりません。このように消化吸収は腸内細菌に依存しているので、そのバランスが崩れれば、人間の体調も崩れてしまうのです。腸内細菌には大きく分けて善玉菌、悪玉菌、日和見菌というグループに分かれるのですが、理想的な割合が決まっています。それは 善玉菌20%、悪玉菌10%、日和見菌70%だそうです。それらのバランスが崩れると、消化吸収がスムーズにいかなくなり、私たちの体調も崩れてしますのです。悪玉菌というといない方が良いように聞こえますが、肉類の消化吸収には欠かせない菌なのです。そのため肉食の多い人はどうしても悪玉菌が増えてしまうのですが、消化の過程で発生するアンモニアが過剰になり、その他の内蔵に負担をかけてしまいます。なので偏食せずバランスの良い食事が必要なのです。肉食に偏ってるなぁと思う時は、善玉菌を増やすために、納豆や味噌汁、等の発酵食品を摂ることをお勧めします。そしてどうしても腸が疲れてどうしようもないという時には、断食が効果抜群です。
といっても、極端な断食は悪影響もあり、医師の管理下で行う必要があるますし、そんな時間も取れない事が多いので、週末に夕食を食べずに朝まで腸を休ませてやるという、週末チョットだけ断食をお勧めします。これでも十分に腸に休養を与える事ができるので、少し調子が悪いと思われるときには、一度試してみてはいかがでしょうか。(水分は十分に摂ってください)
私は高校生の時と社会人になってからの2度、一週間の断食をしたことがあります。高校生の時はほぼ遊び半分で、水だけ断食という結構ハードな断食に挑戦しましたが、胃腸は完全にリセットされ、頭もクリアになり断食中は最高の気分を味わえました。ただし食欲に負けて、最も重要とされる回復期(断食後にゆっくりと通常食に戻していく期間)を最初から適当に食べてしまったので、本来の効果は半減していたのだと思います。また社会人(26歳)の時の断食ではあまりにも何も食べなかったので、地下鉄の階段を上がるときに意識が遠のきそうになり、危なかった記憶があります。どちらにしても無茶はいけませんね。やはり週末断食ぐらいにしておいた方が無難だと思います。
※写真は大きな実を食べようとしているヒヨドリ
店長:阿木一浩
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