伊東市のれすぱいと伊豆高原のブログ
2019年1月21日
久しぶりの養生訓ですが、貝原益軒はこう言っています。
「諸(もろもろ)の食物、皆新しき生気ある物をくらうべし」
訳するまでもなく、当たり前の事ですが、実行するのはなかなか難しいですね。新しい食べ物には生気が宿っているという事ですが、肉も野菜も穀物も新しい方が美味しいし、栄養もあります。ただし発酵食品は時間をかけないと美味しくなりませんが、材料は新しいものを使った方が良い食品になります。
自然である人間の体にとって最も良い食品とは新鮮で地産のものという事になりそうですが、異常に人口が集中した都市部では、スーパーに行っても当日採れたての野菜や果物を手に入れるのは苦労します。都市部の人たちに安定して食料を供給するためには、生産の効率化、保存技術の進化、輸送システムの充実、販売システムの効率化が必須です。
その全てが食物の新鮮さを犠牲にせざるを得ません。生産効率の為には、人体に有害な農薬や肥料を使わねばなりませんし、冷凍保存やフリーズドライでは栄養成分も棄損します。またどんなに効率の良い輸送システムを確立しても、鮮度を犠牲にする事は避けられないでしょう。販売システムも商売ですから、品質より利益優先になりがちなのは、今までのニュースを見ているとよくわかります。
ではどうすれば良いのか、できるだけ、情報を公開してある食物を自分でよく吟味して調達するしかありません。偽装も多いですから。そうやっていろんな情報に触れたり、自分で食べて自分の身体に聴いてみたりしていくうちに、何となく自分の身体に良い(悪くない)食品が見つかってくるような気がします。
人の身体は十人十色ですから、ある人が効果があったという方法が、同じように別の人に効くとは限りません。私の場合は、できるだけ外食は減らし(外食の食材の品質はあまり期待できません)、食材は大手スーパーからではなく、ちょっとこだわりのあるスーパーか自然食品販売店等で、有機栽培のものを選んだりします。店頭の説明を鵜呑みにする事なく、見て触って自分の感覚を信じて選びます。
主食である米は玄米と白米を8:2の割合でまぜて炊飯しています。ペットボトルの飲料はほとんど飲まないようにして(保存料が気になります)います。飲み物はルイボスティーを煮出して飲んでいますが、ルイボスティーは癖がなくて飲みやすいので好きです。アレルギーに効果があるというのも好感がもてますね。(^^)
※写真は多摩動物公園のレッサーパンダ。最近はあまり人気ないようです。
店長:阿木一浩
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