伊東市のれすぱいと伊豆高原のブログ
2019年1月24日
86歳の三浦雄一郎さんが南米のアコンカグア山登頂に断念したというニュースが大きく取り上げられていました。登頂に成功するとか失敗するとかと言う以前に、とんでもない人ですね。最初にヘリで5000m付近でしたか、登ったそうですが、私がまだ若いころに富士山の五合目まで車で上がり、その周辺を軽く散策しただけで、スグに息切れして車に戻ったという記憶があります。富士の五合目といえば、標高が1500m位しかないはずです。
最終的には6000m地点まで登られたという事ですから、恐らくとんでもない過酷な環境なんでしょう。もし私ならヘリで5000mまで登ったとしても、そのまま引き返さないと死んでしまうにちがいありません。
以前、テレビに出演されていた時に話をされていたのですが、膝の故障で辛い時期があったそうです。それでも、重いリュックと重い靴を履いてトレーニングを続けたと。すると膝の痛みが無くなってしまって、また登山のような過酷な運動ができるようになったとか。若いころから登山やスキーといった膝に大きな負担がかかる運動をされていたわけですから、関節や軟骨はすり減るだろうし、ボロボロの状態になっていたそうです。
ここからはネットの情報ですが、半月板もすり減って1mmも無いくらいだったそうで、だいたい年齢とともに半月板は薄くすり減ってくるものですが、1mmにまで薄くなってしまうと、かなり痛かったことでしょう。一時期はトレーニングもやめてしまい、余命3年とまで言われるほどに体調が悪かった時期があったそうですが、 三浦さんのお父様が99歳でモンブランのスキー滑降の快挙?偉業?を達成された事に影響を受け、またトレーニングを始められたそうです。三浦さんもスゴイ人ですが、そのお父様も無茶苦茶スゴイ人ですね・・・まぁ私のような凡人には真似できませんが、人間はいくつになっても、体を鍛えることが必要なんだという事を教えられました。
90歳でもトレーニングで筋肉は肥大するということは、科学的に証明されています。体は労わることは必要ですが、労わってばかりだと体が弱ってしまうので、時には体に鞭を打って鍛えたほうが、良い場合があるということです。三浦雄一郎さんは、このことを積極的な健康法とおっしゃっていました。
挑戦には大きな勇気が必要ですが、諦めることも更に大きな勇気が必要です。そういう意味でも、 三浦雄一郎さんの勇気とスタッフの冷静さに感動しました。
※写真は多摩動物公園のカンガルーです。(アカカンガルー)
店長:阿木一浩
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