伊東市のれすぱいと伊豆高原のブログ
2019年1月20日
ロコモティブシンドローム、通称ロコモは最近よくテレビでも聞きますので、ご存知だと思いますが、「運動器の障害」により「要介護になる」リスクの高い状態になることです。
運動器とは筋肉や関節なので、筋力の低下や、関節の病気、怪我で以前のように歩けなくなることですね。怪我や病気がなくても、運動不足の状態が続くと当然筋肉が衰えて筋力は低下し、持久力も落ちてしまいます。
ちなみにロコモのセルフチェックとしてよく使われる項目は、片脚で靴下がはけない、家の中でつまずく、15分以上歩けない、掃除機を使用したりするのが困難である・・・等があります。
これらの状況は怪我、病気を除けば、筋力が低下していることになります。(筋力の低下が原因の病気、怪我も含んでも問題ないでしょう。)
加齢による筋肉量の低下をサルコペニアといいます。ギリシャ語でサルコは筋肉、ぺニアは喪失をいう意味から来ているようです。(フィギュアスケートのトリプルサルコウというのがありますが、私は以前から「・・・サルコ」だと思っていましたが、最近「・・・サルコウ」(人名)だという事に気が付きました。なので、サルコペニアとは何の関係もありません。)
つまり一般的にはサルコペニアが原因でロコモになってしまう事が多いんですね。逆にサルコペニアを上手く防ぐことができれば、ロコモのリスクがバーンと下がるということです。サルコペニアの予防は簡単(言うのは簡単!)で2日おきに軽い運動をすれば良いという結果がでています。
もちろんできる範囲で構わないのですが、研究によると最大筋力の7割の力×10回×3セットの運動習慣を身に着けるだけで、何歳になっても筋肉量の低下を予防するだけでなく、筋肉量を増やす事ができるんです。筋肉が増えるということは、単純にロコモの予防になるだけでなく、体中に良い影響を与えてくれます。
最初から最大筋力の7割とかは、難しいと思いますし、関節が弱っている場合は痛めることもありますので、軽いスクワットから始めれば良いのではないでしょうか。最初からキツイトレーニングは疲れますし、関節に負担がかかります。慣れてきてから徐々に負荷をかけるようにしても、まだまだ間に合いますよ。
運動はなかなか続きませんが、"命がけ"だと思って、続けるしかありません。
私もここ最近、下半身の運動をやってこなかったので、サルコペニア気味になっています。そこで、去年の年末から週に2,3回は運動するようにしています。まだ続けています。軽いスクワットと腹筋です。上半身はマッサージの仕事で十分鍛えられるので、放っておいても大丈夫かと思ってます。もう少し慣れてきたら、スクワットをもう少しきつくして負荷をかけていきたいと思います。
※写真は多摩動物公園のオオカミ、犬ではありません。
店長:阿木一浩
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