伊東市のれすぱいと伊豆高原のブログ
2019年1月23日
養生訓(巻第四の28)に「怒りの後、早く食すべからず。食後、怒るべからず。憂いて食すべからず。食して憂ふべからず。」とあります。食事の前後は怒ったり、心配したりするなという意味ですが、だいたい気が立ってたり、心配事があると食欲が湧かないものですよね。それでも食べないといけない場合も多々あります。そんな時は、なにを食べても美味しくありません。逆に気分が良いときの食事は不味いものでも、美味しく感じてしまうものです。
感情が 不安定な 時は消化も悪くなりますので、良い事はひとつもありません。生活していると苛立つことや、心配事はいくらでもありますが、だいたい意味のない事に怒ったり、心配していると思いませんか?イラついても仕方がないし、心配してもどうにもならない事の方が多いんです。だからといって明日から怒ることも、心配する事もやめてしまうというのも、無理なはなしです。ではどんなに精神が不安定な状態でも、食事の時だけは、無理やりにでも楽しくするようにしてはどうでしょうか?とにかく食事の時はイライラしない、心配しないと決めてしまうのです。そう、どうせ怒っても、心配しても、何も解決するわけではない=意味が無いので、無意味に一時的に止めても良いと思いませんか?
そう思って、とにかく無理やりにでも、できれば他の楽しい事を考え精神を落ち着かせて、食事をしてみましょう。そして食後数時間後に再び怒ったり心配すれば良いのです。まぁ再び怒り出すというのは冗談ですが、だいたいそれだけ時間をあけると、怒りや心配事は薄まってしまうものです。
これを繰り返しているうちに、だんだん感情をコントロールできるようになってくると思います。その為のもっとも近道がマインドフルネスだと思いますが、そんなことをしてどうなるんだ!といわるかもしれません。が、感情をできるだけ平穏な状態で維持する事で、健康になるんです。健康になると、人生楽しくなるでしょう!?
健康が目的ではありません、人生を楽しむためには、少しでも健康にならないといけないと私は思います。
※写真は多摩動物公園のワラビー
店長:阿木一浩
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