伊東市のれすぱいと伊豆高原のブログ
2019年2月10日
どんどん時間が経つのが早く感じるようになりました。小学生の頃は時間は永遠にあるように感じていたように思います。確か小学校3年生の頃、あと3年も小学校生活があり、その後3年間の中学生活、3年間の高校生活があることにうんざりした記憶があります。これではいつまでたっても大人になることができないなと。それが年を取るにつれて時間の経過は何と早いことか。光陰矢の如しとはよく言ったもので、ふと気が付くと1年経っています。
しかし去年の一年はとても長く感じました。何故そう思うのか考えてみると、去年は実父と義父がともに亡くなりました。まず実父が6月に永眠し(これは想定外のことでした)葬儀や法事で何度か兵庫県の実家へ帰ったりで結構大変でした。帰郷しているときには、大阪府北部地震の影響で交通マヒに巻き込まれて東京に戻るのも難儀しました。続いて8月には義父も思ったより早く亡くなってしまい、あわただしい日々を過ごしました。肉親の死というものは、人生のとても大きなイベントですからね。他にも仕事上で大きな変化もあり、振り返れば目まぐるしい一年だったと思います。
つまり毎日、同じ事を繰り返すような生活よりも、多彩な出来事を経験するほうが、時間が長く感じると思うのです。みなさんも恐らくそうだと思います。
これについては、何かの本か雑誌で見た事がありますが、ひとつは、代謝のスピードがその人の個人的な時間感覚を決めるというもので、一般的に若い人ほど代謝のスピードは速く、歳をとるにつれてスピードは落ちてきますね。今の世の中は若い人中心ですから、年寄から見れば社会はスピーディーに感じるというものです。
もうひとつは、心理学の法則で「ジャネーの法則」というものがあります。年を取るにつれだんだん時間が早く感じられるというものですが、例えば10歳の子供にとっては、1年は10分の1もあります、それに比べて50歳の人にとっての1年は50分の1でしかありません。 10分の1 > 50分の1 明らかに50歳の人の1年の方が短いですね。また年齢を重ねるにつれて、いろんな経験を積み、一定の時間内で処理できる事の数も増えてきます。例えば会社で新人が1時間かかる仕事でも50歳のベテランなら10分でできるとか、仕事という観点からみても、新人の時間より熟練者の時間の方が短いのです。
色々と説があるようですが、あくまでも感覚なので真実とかそういったものはありません。ただしほとんどの人が同じような時間感覚を持っているという事ですので、人間の癖としてそういったものがあるのでしょうね。
※写真は先週の林試の森公園での咲き始めた桜です。寒桜か河津桜かどちらかでしょう。
店長:阿木一浩
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